オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会では、研究DXや教育DXの取組みが進行している中で、今後の大学図書館に求められる教育研究支援機能や新たなサービスについて検討。さらに、サービスを実現するための情報科学技術、「場」としての大学図書館の効果的な活用方法、サービスの実現に求められる人材の確保や、大学図書館間の効果的な連携等について審議を重ねていく。
前回第2回部会(4月21日開催)では、国立国会図書館のデジタルシフト 、大学図書館と著作権法をめぐる課題について検討した。デジタルシフトについては、自由民主党政務調査会知的財産戦略調査会にて2020年9月に「デジタル化されていない2000年以前に刊行された図書等165万点について5か年以内に電子化する。データにはOCR処理を行いコンピュータ文字として認識できる状態で保存」と提言、5か年で総額207億円をかけてデジタルシフトする方針としている。検討部会ではこれらを踏まえ、ユニバーサルアクセスの実現、国のデジタル情報基盤の拡充等について検討していく。
第3回部会は、6月13日。文部科学省東館17階 研究振興局会議室にて、オンライン会議にて開催する。傍聴希望者は、6月9日午後1時までに傍聴登録フォームから申し込む。会議資料・接続方法等の詳細は、登録メールアドレスへ連絡する。
◆オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第3回)
日時:2022年6月13日(月)15:00~17:00
会場:文部科学省東館17階 研究振興局会議室(オンライン会議)
締切:2022年6月9日(木)13:00
申込方法:傍聴登録フォームから申し込む
※都合により、人数制限あり