音声配信サービス「audiobook.jp」を運営するオトバンクは丸善雄松堂と連携し、丸善雄松堂が提供する電子書籍配信サービス「Maruzen ebook Library」を通じて全国の大学図書館(公私立)、短大、高校、専門学校、企業研究所等を対象にオーディオブックの販売を開始した。 オーディオブックは、ナレーターや声優が朗読した本等の音声をパソコンやスマートフォンで聞くことのできるサービス。紙の本、電子書籍につぐ「第三の書籍」として広がりを見せており、点字書籍と並んで視覚障がいを持つ人が本を楽しむツールとしても注目されている。 オトバンクは、読書環境において、おもにSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標 16「平和と公正をすべての人に」の実現を目指したプロジェクト「SDGs読書プロジェクト」を推進しており、障害者差別解消法および読書バリアフリー法の理念の実現を目指す取組みの一環として、今回、丸善雄松堂との連携事業を開始。2021年11月に開催された図書館総合展にて、丸善雄松堂がオーディオブックに関する講演を行った際も、「施設に導入したい」とのニーズがあったという。 今回、オトバンクと丸善雄松堂は、学術書籍に特化した電子書籍を提供する日本最大の学術・研究機関向け配信プラットフォーム「Maruzen ebook Library」を通し、全国の大学図書館(公私立)、短大、高校、専門学校、企業研究所等を対象にオーディオブックの販売を開始した。「Maruzen ebook Library」はWebアクセス型で、サイト上でタイトルを検索しボタンクリックする簡単な操作でオーディオブックの視聴が可能。付属資料がある場合は、サイト上で資料を見ながら視聴することもできる。 機関単位で契約すると、所属する学生や教職員、研究者等が利用できる。利用範囲はIPアドレスの範囲内となり、IPアドレス内でのネットワークであれば、図書館や研究室、WI-FI環境下の学内どこからでも利用可能。VPN等を利用して外部からのアクセスが可能な機関では、自宅や外出先からのアクセスもでき、外部アクセス環境が無い場合は「Maruzen eBook Library」のリモートアクセス機能を申し込むことで無料で利用できる。 オトバンクと丸善雄松堂は、今回のオーディオブック提供で「オーディオブックがあたりまえにある世の中」の実現を目指すとともに、今後、「読む」だけでなく「聴く」という本の楽しみ方を広めていくために、大学や企業、自治体との連携を加速させ、オーディオブックに対する認知も向上させたいとしている。【2022年版 プロレベル】Bluetooth イヤホン¥3,799Amazon楽天市場[Amazon.co.jp限定] Jabra Elite 3 ネイビー 完全ワイヤレスイヤホン [国内正規品]¥9,000Amazon楽天市場