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【教員採用】富山県、選考基準と評価観点を公表…第2次は模擬授業なし

 富山県教育委員会は2026年5月19日、2027年度富山県公立学校教員採用選考検査における「選考基準」と「検査内容および評価の観点」を公表した。第1次・第2次検査それぞれの配点や評価項目、実技検査の内容などをまとめ、受検者に求める資質・能力を具体的に示している。

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 富山県教育委員会は2026年5月19日、2027年度(令和9年度)富山県公立学校教員採用選考検査における「選考基準」と「検査内容および評価の観点」を公表した。第1次・第2次検査それぞれの配点や評価項目、実技検査の内容などをまとめ、受検者に求める資質・能力を具体的に示している。

 第1次検査の一般選考では、受検種目・教科ごとに、各検査の合計得点上位者から合否を決定する。小学校、中学校・高校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭(実技検査実施教科を除く)は、教養(I)60点、専門教科筆答100点、集団面接90点の計250点。中学・高校の音楽、美術、書道、保健体育は、専門教科筆答を50点とし、専門教科実技50点が加えられる。なお、専門教科筆答検査または教養(I)のいずれかが基準点に達しない場合は、ほかの検査結果にかかわらず不合格となる。加点申請者には、第1次検査に限り5~15点を加点する。

 特別選考では、「社会人経験」「とやまエキスパート教員選考」「特定資格」「国際貢献」「スポーツ実績」を対象に、小論文、専門教科筆答、個人面接、集団面接を実施する。配点は、小論文60点、専門教科筆答60点、個人面接90点、集団面接90点の計300点。障害者特別選考は一般選考と同様の検査構成で実施される。

 検査内容と評価の観点では、教養(I)について、教職教養や一般教養に関する基礎的知識を問うとしている。専門教科筆答検査では、受検種目・教科に関する専門的な知識・技能を問う。集団面接では、6~8名程度のグループで、当日示されたテーマについて討論を行い、「話し合いに対する貢献度」「社会性」「論理性」「話し合いに臨む態度」などを確認する。特別選考の小論文では、教職適性や文章構成、説得力、独創性などを、個人面接では人柄や態度なども評価するとしている。

 実技検査では、音楽は「夏の思い出」をピアノ伴奏付きで歌唱する課題曲に加え、自由曲演奏を実施。美術は鉛筆や色鉛筆を用いた作品制作、書道は「漢字の書」「仮名の書」などの作品制作、保健体育はマット運動や球技、ハードル走を行う。いずれも技能だけでなく、創造的表現力や身体の使い方なども評価対象となる。

 第2次検査は、一般選考・特別選考とも共通で実施。教養(II)90点、個人面接180点の計270点で、適性検査の結果も勘案して合否を決定する。教養(II)では、児童生徒への指導場面などに関する記述・論述問題を出題。個人面接では、1分間程度の自己アピールや、教科の指導内容・指導方法に関する質問を行う。なお、模擬授業は実施しない。中学・高校の英語では英語による口頭試問を含む。

 2027年度富山県公立学校教員採用選考検査は、5月1日から6月1日まで出願を受け付けている。第1次検査は7月11日と12日、第2次検査は8月22日と23日に行われる。結果は、第1次が8月上旬、第2次が9月中旬までに発表される予定。

《畑山望》

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