日本学術会議情報学委員会・心理学・教育学委員会合同教育データ利活用分科会が主催する公開シンポジウム「教育データのさらなる利活用の促進について考える」が、2026年3月10日に開催される。参加費無料、事前申込制。
今回のシンポジウムは、同分科会が2020年9月末に公表した提言「教育のデジタル化を踏まえた学習データの利活用に関する提言-エビデンスに基づく教育に向けて-」を踏まえ、その後の社会状況の変化を検証するもの。
新型コロナウイルス感染症の拡大やGIGAスクール構想の進展、AI技術の発展などを背景に、教育現場におけるデータ活用は大きく進んだ。一方で、活用が十分に進んでいない課題や、慎重な検討が求められる論点も浮き彫りになっている。
当日は、教育データ利活用(ラーニングアナリティクス)に関わる政策担当者や研究者が登壇し、教育データのさらなる活用に向けた課題や今後の方向性について議論する予定だ。
基調講演は2本を予定。伊藤賢氏(文部科学省初等中等教育局教育改革調整官/教育DX推進室長)が「教育DXのためのデータ利活用に向けた文部科学省の取組」をテーマに講演する。続いて、久芳全晴氏(デジタル庁統括官付参事官付企画官・教育班担当)が「教育DXに向けたデジタル庁の取組と今後の方向性」について講演する。
このほか、初等教育から高等教育、特別支援教育、教員養成系大学まで幅広い分野の実践事例も紹介される。「初等教育における教育データと生成AIの利活用の教員継続調査について」「教育データ利活用におけるELSI(倫理的・法的・社会的課題)と教育現場での対応アプローチ」「生涯を通した教育データの利活用」など、多角的なテーマが取り上げられる。
参加費は無料。京都大学学術情報メディアセンターでの対面開催のほか、オンライン(Zoom)参加も可能。申込みは、日本学術会議のWebサイトの参加登録フォームより受け付ける。
◆教育データのさらなる利活用の促進について考える
日時:2026年3月10日(火)13:00~17:30
会場:京都大学学術情報メディアセンター南館2階 マルチメディア講義室201(京都府京都市左京区吉田二本松町)
オンライン:Zoom
対象:教職員など
申込方法:参加登録フォームより申し込む
締切:2026年3月9日(月)12:00








