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浜松市の教員採用、171人が最終合格…実質倍率は3.7倍

 浜松市教育委員会は2025年8月29日、2026年度(令和8年度)浜松市立小・中学校教員採用選考の試験結果を発表した。第1次選考受験者数627人のうち、最終合格者数は171人。全体の実質倍率は3.7倍となった。

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令和8年度採用(令和7年度実施)浜松市小・中学校教員採用選考試験結果
  • 令和8年度採用(令和7年度実施)浜松市小・中学校教員採用選考試験結果

 浜松市教育委員会は2025年8月29日、2026年度(令和8年度)浜松市立小・中学校教員採用選考の試験結果を発表した。第1次選考受験者数627人のうち、最終合格者数は171人。全体の実質倍率は3.7倍となった。

 2026年度浜松市立小・中学校教員採用選考は、第1次選考試験を5月10日と11日、第2次選考試験を7月26日と27日に実施。最終結果を8月29日に発表した。

 出願者数577人のうち、第1次選考受験者数は627人、第1次選考合格者数は370人、第2次選考合格者数は171人。第1次選考受験者数と第2次選考合格者数から算出した実質倍率は3.7倍だった。なお、第1次選考の受験者数と合格者には、併願者と第1次選考試験免除者を含む。

 校種別の最終合格者数と実質倍率は、小学校が102人(2.2倍)、発達支援推進教員が8人(5.5倍)、養護教諭が4人(10.0倍)。中学校の教科別では、国語が9人(3.0倍)、社会が7人(7.3倍)、数学が8人(4.5倍)、理科が8人(3.0倍)、音楽が3人(4.7倍)、美術が3人(3.3倍)、保健体育が6人(18.3倍)、技術が3人(2.0倍)、家庭が2人(1.5倍)、英語が8人(5.1倍)。

 浜松市教育委員会では、不合格者または補欠となった受験者本人を対象に2026年度採用(2025年度実施)浜松市教員採用選考試験の成績開示請求を受け付けている。開示請求できるのは、受験者本人のみ(合格者は除く)。開示請求期間は、2026年8月31日まで。

 成績開示の対象となる試験項目は、第1次選考試験の教職・一般教養試験、課題作文、教科専門試験(筆記)、個人面接、第2次選考試験の教科専門試験(実技)、学校教育に関するレポート、個人面接、「授業」に関する面接、「保健」に関する面接。開示請求方法や必要書類などは、浜松市教育委員会Webサイトで確認できる。

《奥山直美》

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