桐蔭横浜大学と富士市立高等学校は2025年8月27日に高大連携協定を締結した。連携協定に基づき、大学から高校への講師派遣や大学の講座への生徒受け入れ、教育活動支援、情報交換、高校生の円滑な進学の支援などを予定している。
今回の協定の目的は、両校が相互に連携し交流を深めることで、教育内容の充実と学生および生徒の学びと成長を図ることとしている。
桐蔭横浜大学は、神奈川県横浜市青葉区に位置する私立大学。同大は、社会の持続可能な発展に貢献し新たな価値を生み出すことができる人材を育成することを目標に、教育改革に取り組んでいる。法学部、医用工学部、スポーツ科学部、現代教養学環の3学部1学環を擁し、約2,300名の学生が在学している。
一方、富士市立高等学校(静岡県)は、1962年(昭和37年)に開校した吉原市立商業高等学校を母体とし、校訓「考えよ」のもとで教育活動を展開している。2011年(平成23年)に新たな教育理念を掲げ、総合探究科、ビジネス探究科、スポーツ探究科の3つの探究科で特色ある教育を行っている。
具体的な連携事項には、大学から高校への講師派遣や大学の講座への生徒受け入れ、教育活動支援、情報交換、高校生の円滑な進学の支援などのほか、双方が協議し同意した事項も実施される予定である。