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大分県の教員採用「秋選考」9/19より出願受付…実施要項

 大分県教育委員会は2025年9月10日、2026年度大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」について、実施要項を公表した。試験区分は、一般選考が高等学校教諭の農業・工業・水産、特別選考IV(他県教諭特別選考)が小・中・高校、特別支援学校教諭。9月19日より出願受付を開始する。

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令和8年度 大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」(令和7年度実施)
  • 令和8年度 大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」(令和7年度実施)
  • 令和8年度 大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」実施要項(一部)

 大分県教育委員会は2025年9月10日、2026年度(令和8年度)大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」について、実施要項を公表した。試験区分は、一般選考が高等学校教諭の農業・工業・水産、特別選考IV(他県教諭特別選考)が小・中・高校、特別支援学校教諭。いずれも9月19日より出願受付を開始する。

 大分県公立学校教員採用選考試験の秋選考試験は、一般選考の一部と特別選考IV(他県教諭特別選考)のみ実施する。一般選考は、6月から8月に実施した夏選考試験にて、受験者無しであった高等学校教諭の農業(畜産)・工業(土木)・水産(機関)で実施。特別選考IV(他県教諭特別選考)は小・中・高校、特別支援学校教諭を募集する。

 試験区分と採用予定者数は、一般選考が「高等学校教諭」の農業(畜産)1人、工業(土木)2人、水産(機関)1人、計4人。特別選考Ⅳ(他県教諭特別選考)は「小学校教諭」15人、「中学校教諭」12人、「高等学校教諭」5人、「特別支援学校教諭」5人、計37人。小学校教諭には小中学校連携教諭を含む。中学校および高校の教科・科目については募集要項で確認できる。

 出願資格は、1966年4月2日以降生まれで、試験区分に応じた教諭普通免許状を有し(2026年3月31日までに取得見込みを含む)、県内のどこにでも赴任できる者など。加えて、特別選考Ⅳの出願者については、大分県を除く都道府県の公立学校または国立大学法人が所管する学校の正規教員として3年以上の勤務経験があり、現在、勤務している者を求める。

 出願期間は選考区分によって異なり、一般選考が9月19日午前9時から11月25日午後5時15分まで。特別選考Ⅳが9月19日午前9時から10月20日午後5時15分まで。原則、大分県電子申請システムによるインターネット出願にて受け付ける。

 一般選考の第1次試験は12月14日に教養試験および専門試験を実施、第2次試験は2026年1月18日に模擬授業および面接I(模擬授業に関する内容)、面接II(個人面接)を行う。結果発表は第1次試験が12月22日、第2次試験が2月2日。特別選考Ⅳの試験は、11月8日に個人面接のみ実施。結果発表は11月26日に行われる。

 秋選考試験の合格者は、2026年4月1日付けで採用となる。2026年度大分県公立学校教員採用選考試験「秋選考試験」の実施要項は、大分県教育委員会のWebサイトより確認できる。なお、2026年度の夏選考試験では、1次免除者112人と第1次選考受験者数1,054人のうち、451人が最終合格し、実質倍率は2.7倍(特別選考を含む)であった。

《畑山望》

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