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高大連携で教育の充実へ、日本獣医生命科学大と都立農芸高

 日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市)は2025年6月26日、東京都立農芸高等学校(東京都杉並区)と高大連携事業に関する協定を締結したと発表した。今後は同大応用生命科学部による出張講義の提供、課題研究活動への協力など、さまざまな教育・研究活動で連携していく。

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 日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市)は2025年6月26日、東京都立農芸高等学校(東京都杉並区)と高大連携事業に関する協定を締結したと発表した。今後は同大応用生命科学部による出張講義の提供、課題研究活動への協力など、さまざまな教育・研究活動で連携していく。

 日本獣医生命科学大学は、1881年に日本最初の私立獣医学校として開校。1949年に「日本獣医畜産大学」設立。2006年に「日本獣医生命科学大学」へと校名を変更した。現在「獣医学部」「応用生命科学部」、大学院「獣医生命科学研究科」を擁する。 

 東京都立農芸高等学校は1900年に創立された、東京都でもっとも歴史のある農業高校。「園芸科学科」「食品科学科」「緑地環境科」を擁し、植物の栽培・バイオテクノロジーの実験、食品の加工・分析、造園の設計・施工・管理など特色ある教育を通して、農業に関する専門的知識・技術と科学的態度を備え、社会に貢献する生徒を育成している。

 両校は5月16日、高大連携事業に関する協定を締結。今後、日本獣医生命科学大学応用生命科学部と東京都立農芸高等学校は相互に連携し、教育・研究の充実および発展を図り、社会に貢献する有為な人材の育成することを目指す。

 具体的には、日本獣医生命科学大学による出張講義(体験授業)の提供、東京都立農芸高等学校の課題研究活動等への協力、日本獣医生命科学大学の施設・研究室等の生徒の見学および指導、 生徒への日本獣医生命科学大学の周知および入学者選抜における推薦、入学予定者への情報提供および事前相談、定期的な合同研修会の実施、情報の交換などを予定している。

《吹野准》

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