文部科学省は、2025年度の日本語教員試験を11月2日に全国で実施することを発表した。同試験は、日本語教育機関の認定等に関する法律に基づき、認定日本語教育機関で日本語教育課程を担当する登録日本語教員になるために必要な資格試験。出願期間は7月中旬から1か月程度で、受験料は基礎試験と応用試験を含め1万8,900円(税込)となっている。
日本語教員試験は、日本語教育の適正かつ確実な実施を図ることを目的としている。試験は基礎試験と応用試験の2つに分かれており、合格者は登録実践研修機関での実践研修を修了することで登録日本語教員としての資格を得ることができる。また、養成機関ルートを選択する場合は、登録日本語教員養成機関での養成課程を修了し、応用試験に合格することで基礎試験が免除される。
試験会場は北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州、沖縄の各地域に設置される予定であるが、詳細は調整中である。試験結果は12月中旬に通知される予定だが、都合により変更される可能性もある。
現職者に対しては、条件に応じて講習の受講により基礎試験、応用試験、実践研修が免除される経過措置が設けられている。ただし、試験の免除対象者であっても、試験に出願し免除資格の確認を経たうえで合格証書を入手しなければ登録日本語教員になることはできない。また、基礎試験の合格または免除を得なければ、応用試験に合格することはできない。
令和7年度の試験案内は6月ごろに公表される予定であり、詳細については日本語教員試験システムのWebサイトで確認できる。経過措置や試験の免除等の詳細については、「登録日本語教員の登録申請の手引き」や「日本語教育機関認定法 よくある質問集」を参照することが推奨される。
新たに日本語教員を目指す人々に向けた説明資料も用意されており、登録日本語教員の登録等についての情報を得ることができる。試験に関する情報は随時更新されるため、受験を考えている人々はこまめに情報を確認することが重要である。