千葉銀行は、地域貢献活動の一環として、出前授業の取組みをさらに充実させることを発表した。地域の学校に出張し、キャリア教育と金融教育の2つの分野を中心とした授業プログラムを提供することで、各学校のニーズに対応する。
この取組みの背景には、地域社会における教育支援の重要性がある。今回は、地域の子供たちに対して、銀行の役割や社会での仕事についての理解を深めてもらうことを目的としている。キャリア教育では、銀行の仕事や社会での役割についての体験談を交え、子供たちに地域社会と銀行との関わりを理解してもらうとともに、職業観を養い自身の将来を考える機会を提供する。
一方、金融教育では、生活と切り離せないお金に関する知識を伝える。家計管理や金融トラブル防止など、生活に役立つ知識を提供することで、子供たちが金融リテラシーを身に付ける手助けを行う。このような教育を通じて、子供たちひとりひとりの「思い」の実現を全力で応援し、地域に貢献することを目指している。
プログラムの概要として、キャリア教育は小学校高学年から中学生を対象に、「はたらく」とはどういうことか、銀行の役割や仕事をする際に大事なことを伝える内容となっている。金融教育は小学生から高校生を対象に、生活設計や家計管理、資産形成、ローン・クレジット、金融トラブル防止など、生活に必要な知識を提供する。
プログラムの詳細は、千葉銀行のWebサイトで確認できる。