先週(2025年1月27日~1月31日)公開された記事には、学校施設の防災強化、「地域中核・特色研究大学」に弘前大など13大採択、AIが志望理由書作成サポート・指導時間40%削減などのニュースがあった。また、2月6日以降に開催されるイベントを15件紹介する。
教育ICT関連
生成AIとは【教育業界 最新用語集】
「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組みなどを、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。
小学校における生成AIの活用ポイントとは…iTeachers TV
iTeachers TVは2025年1月29日、青森県五所川原市立五所川原小学校の前多昌顕先生による教育ICT実践プレゼンテーション「生成AIの教育活用は生成してからがスタート」を公開した。小学校で生成AIの活用を進める前多先生が気を付けているポイントや安全かつ効率的に使うための具体例を紹介する。
ChatGPTとは【教育業界 最新用語集】
「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組みなどを、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。
AWSとは【教育業界 最新用語集】
「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組みなどを、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。
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文部科学省関連
地域大学振興室を新設、産官学の地方移転…文科相1/28会見
あべ文部科学大臣は、2025年1月28日に会見を行い、2024年度全国いじめ問題子供サミットや、「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産の推薦、大学の「産官学の地方移転と創生」に向けた取組みについて言及した。
文科省、外国人児童生徒の就学促進・日本語指導など取組事例を公開
文部科学省は2025年1月23日、帰国・外国人児童生徒などの現状について、2023年度(令和5年度)「外国人の子供の就学状況の把握・就学促進に関する取組事例」と「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する取組事例」をWebサイトに公開した。
学校施設の防災強化、体育館空調整備を推進…文科省が動画で解説
文部科学省は2025年1月27日、学校施設の防災機能強化に向けた取組みについて、解説動画を公開した。全国の学校施設における体育館の空調整備を推進し、地域の課題に寄り添った防災機能の実装を目指す。同省は「学校施設の防災機能の強化・実装に向けた検討会」を設置し、具体的な方策を検討している。
文科省、産業界と連携した教育を視察…文科相1/24会見
あべ文部科学大臣は2025年1月24日、会見を行った。愛知県立愛知総合工科高等学校専攻科と理化学研究所、国立天文台の視察のほか、高校無償化制度に関する政党間協議や、千葉県立高校における不適切指導などについて語った。文部科学省は今後も産業界との連携を強化し、専門高校の振興に取り組む方針だ。
文科省「地域日本語教育推進事業」自治体などの取組募集2/12まで
文部科学省は2025年2月12日正午まで、2025年度(令和7年度)地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業の募集を行っている。対象は、都道府県・政令都市・地域国際化協会など。採択数は53件で、同省が事業実施に必要な経費の一部を補助する(最大3分の2)。
文科省事業、エコスクール・プラスに係る計画書…提出締切2/7
文部科学省は、学校が施設の整備事業を実施する際、関係各省より補助事業の優先採択などの支援を受けることができるエコスクール・プラス(2025年度)事業の募集を開始している。計画書の提出期限は2025年2月7日。
「地域中核・特色研究大学」24年度は弘前大など13大学を採択
文部科学省は2025年1月24日、国内の研究力強化を目的とした「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の2024年度採択大学を公表した。新たに弘前大学など国公私立13大学を採択。1件あたり5年間をめどに最大55億円程度を支援する。
イベント関連
インクルーシブ教育の実践紹介、管理職研究会2/22
LITALICOインクルーシブ教育実践研究会は、Zoomを活用したウェブセミナー形式で「インクルーシブ教育を考える管理職研究会」を2025年2月22日に開催する。対象は教育委員会や学校管理職の先生で、インクルーシブ教育に関する人材育成や研修実施の具体例を紹介する。
専門家4名が語る中学入試セミナー3/4…安田教育研究所
安田教育研究所は、「2025年度中学入試セミナー」を2025年3月4日に大妻中野中学校・高等学校にて開催する。同セミナーでは、専門分野が異なる4名の講師が、それぞれの得意分野について講演を行う。
探究学習の本質とは…風越と新渡戸のトークイベント2/26
オンライン会議室Zoomにて「風越と新渡戸 探究的な学びの本質とは」と題したトークセッションが2025年2月26日に開催される。軽井沢風越学園の本城慎之介理事長、新渡戸文化中学校・高等学校の山藤旅聞副校長、そして新渡戸文化学園の平岩国泰理事長が登壇し、探究学習の本質について議論を交わす。
大学と企業連携、PBLの価値を探る研修会 3/7
産業能率大学は2025年3月7日にPBLの価値を探る研修会を開催し、大学と企業の連携による学びの成果を共有する。参加無料で、対面とオンライン形式。
デジタル教育の海外展開、セミナー2/28
デジタル・ナレッジは2025年2月28日、秋葉原本社およびオンラインでセミナー「デジタル教育輸出ソリューション、海外で受講者が待っています!」を開催する。参加費無料、会場参加は先着10名限定。
学びの未来を考えるシンポジウム2/22…武蔵美
武蔵野美術大学は2025年2月22日、東京都新宿区の市ヶ谷キャンパスでシンポジウムを開催する。アート教育実践家の末永幸歩氏と、ファシリテーションの方法論を研究する安斎勇樹氏を招き、これからの学びの可能性を探る。参加費無料。事前予約制。定員先着50名。
部活動指導員向け研修企画運営ノウハウ…セミナー2/12
2025年2月12日に、部活動指導員向けの研修セミナーがオンラインで開催され、具体的な課題解決策を提示する。参加は無料で、申込締切は2月10日。
高校生探究活動の飛躍を考える…水曜サロン2/12
2025年2月12日、ICT CONNECT21が主催する「水曜サロン」がオンラインで開催される。今回のテーマは「高校生の探究活動における『飛躍』とは?」で、奈良女子大学附属中等教育学校・教諭の二田貴広氏と同校卒業生の武村愛さんが登壇し、探究活動の事例を紹介する。
東京都教員採用説明会、3月からオンライン開催
2025年3月から4月にかけて、東京都は公立学校教員採用候補者選考に関する春季説明会をオンラインで開催する。2025年度(令和7年度)の実施要綱に基づく選考の概要や申込方法、東京都で働くことの魅力について説明が行われる。
岡山市、教員採用試験オンライン説明会2/22
岡山市教育委員会は、2025年2月22日に岡山市公立学校教員 採用候補者選考試験説明会をオンラインで開催する。説明会はZoomを使用する。試験は夏と秋に分けて行われ、夏の試験は7月5日から始まり、秋の試験は10月25日から実施される。
ペーパーティーチャー向け授業見学・ICT研修会2月…宮城県
2025年2月14日と15日に、宮城県名取市でペーパーティーチャーを対象とした「授業見学会」と「ICT研修会」が開催される。
武蔵野大、情報教育ワークショップ2/22
武蔵野大学は2025年2月22日に、情報教育ワークショップ「高校・大学教員がともに考えるこれからの『情報教育』~手法と課題~」をオンラインで開催する。同ワークショップは、情報教育に関心のある高校教員や大学教員を対象に、次代を担う若者たちに必要な情報処理能力やリテラシーについて学び、今後求められる「情報教育」とは何かを考える機会とする。
教職員の学びを探る、NEXT GIGAシンポジウム2/6
教育テック大学院大学は、オンラインで「NEXT GIGAにおける教職員の学び、何をどう進めるか」シンポジウムを2025年2月6日に開催する。対象は学校教職員や教育企業関係者など。シンポジウムでは、教育DXと教職員の能力開発に関するアンケート調査結果をもとに、公立学校と私立学校における人材育成の現状と課題を深掘りする。
教育DXの担い手育成…オンラインシンポジウム2/8
教育テック大学院大学は、2025年2月8日午後1時からオンラインシンポジウム「教育DXの新たな担い手と人材育成~CIO・DX推進リーダーなどの人材像とその育成~」を開催する。
「学校、塾…『現場』から中学受験を考える」第4回中学受験研究会開催2/23
日本大学豊山中学校高等学校にて2025年2月23日、「第4回中学受験研究会」が開催される。参加対象は学校教員、塾講師、予備校講師、家庭教師、出版メディア関係者で、参加費は無料。中学受験の現場を多角的に分析し、指導レベルの向上と参加者同士の交流を目的としている。
その他
AIが志望理由書作成をサポート、従来の指導時間を平均40%削減
NOLTYプランナーズは2025年4月1日、AIを活用して志望理由書の作成をサポートする「NOLTYスコラ 副担任mirAI 志望理由書作成サポート」の提供を開始する。AIが生徒の思考を深掘りするだけでなく、添削サポートも行うため、短時間で質の高い指導を実現できる。
開成・麻布の校長と考える…自分で考え行動する力をどう育てるか
少子化が加速する一方、中学受験熱は年々高まりを見せている。さまざまな課題を抱える日本の教育の未来はどうあるべきか。早稲田アカデミーは、難関私立校として名高い開成・麻布の両校長とともに、教育に対する想いを語り合う座談会を実施した。