スタディポケットは、学校や教育機関向けに特化した生成AIクラウド「スタディポケット for STUDENT/TEACHER」を活用した「2025年度DXハイスクール支援プラン」の提供を開始した。DXハイスクール事業に採択された高校や新規申請予定校を対象に、生成AIの活用を支援する。
2025年度DXハイスクール支援プランの背景には、教育現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進がある。スタディポケットは、これまでにもDXハイスクール事業の趣旨に沿った支援を行ってきた。具体的には、生徒向けのAIリテラシー授業の実施や、情報および理数・探究科目における生成AI利用環境の提供、教職員の生成AI利用環境の充実などがあげられる。これにより、教育現場での生成AIの実践的な活用が期待されている。
プランの提供にあたり、スタディポケットは24時間対応のコールセンターと専用の問合せ窓口を設置した。これにより、オンラインを通じた個別相談会やデモアカウントの発行、補助金申請から導入・活用までのサポートが可能となる。また、高校での生成AI活用事例の紹介や、情報科目での活用相談、一般的な受験指導での活用可能性についても、全国のさまざまな事例を紹介することができるという。
スタディポケットは、文部科学省が定める「学校DX戦略アドバイザー事業」のサポート事業者として、2024年度以降、25自治体以上、200校以上の教育機関での生成AI導入を支援してきた。今回のプラン提供を通じて、DXハイスクール採択校や新規申請予定の高等学校に向けた申請支援、学校現場での生成AI活用の実践的な運用ノウハウの提供など、サポート体制を強化する。
スタディポケットの生成AIサービスは、学校現場に特化した国内最大級のものであり、全国200校以上で導入されている。生徒の授業や教務での活用、教職員による活用など、さまざまなシーンでの提案が可能である。さらに、20万円から学校のニーズにあわせた提案が可能であり、情報科の教員のための高度な推論モデルの活用ライセンスや職員研修、オンラインでの授業支援など、幅広い相談に応じることができる。
スタディポケットは、教育機関や学校に特化した生成AI学習支援サービスを提供しており、校務支援や学習指導の効率化、生徒の主体的な学びを促すツールの開発を強みとしている。多忙な教職員や保護者をサポートしながら、教育現場の質的向上に寄与することを目指している。