宮城県教育委員会は、県内大学の推薦による大学3年生を対象とした特別選考を実施した。選考は2024年12月15日に宮城県庁で行われ、筆記試験、2回の面接、集団討議を経て、2025年1月22日に合格者が発表された。合格者は小学校の教員候補者として名簿に登載され、今後の研修を経て、2026年度の宮城県公立学校教員採用候補者となる。
この特別選考は、将来の教員を育成するための取組みの一環として実施された。県内の大学から推薦を受けた大学3年生が対象で、選考を通じて教育現場での実践力をもつ人材を発掘することを目的としている。選考内容には、筆記試験や面接、集団討議が含まれ、受験者の多角的な能力を評価することを重視している。
実施結果によると、小学校の校種においては、出願者数20人全員が受験し、受験率は100%であった。合格者も20人と全員が名簿に登載される結果となった。今後、合格者に対しては、2025年4月から12月にかけて、人間関係づくりや授業づくりに関する研修が実施される予定である。