スタディプラスは2024年9月19日、学習管理アプリ「Studyplus」に蓄積された大学受験合格者の学習記録をまとめた「大学別合格者データ2024」を、「Studyplus for School」導入の教育機関向けに限定配布することを発表した。第1弾は、旧帝大・難関国立大学・早慶上智の合格者データ。
「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励ましあうことができるアプリ。2012年の提供開始以来、中高生を中心に多くの学習者から支持を得ている。大学受験生が「Studyplus」を利用する割合は2021年度に51.4%、2022年度に54.9%、2023年度に61.6%と年々上昇しており、現在は大学受験生の2人に1人以上が利用しているという。
「Studyplus」には志望大学など、学習目標を達成したことを登録する「達成報告」機能があり、多くの受験生の合格大学とそれに紐づく学習記録が蓄積されている。今回、「Studyplus for School」を導入している教育機関向けに、「Studyplus」に蓄積された大学受験合格者の学習記録を大学別にレポート化した「大学別合格者データ2024」を限定配布する。
「大学別合格者データ2024」の内容は、合格者の年間平均学習時間、分野別×時期別の利用教材(既卒生・高校3年生時期/高校2年生時期/高校1年生時期)など。第1弾の配布対象大学は、大阪大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、上智大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学、横浜国立大学、早稲田大学(順不同)。
なお、「Studyplus for School」は、学習記録でいつでもどこでも生徒とつながり、生徒の成績向上と教室の経営改善を支援するコミュニケーションプラットフォーム。生徒の学校や志望校ごとに異なる紙教材・デジタル教材のあらゆる学習記録を一元化・可視化することで、学習指導を効率化できるよう支援している。