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【大学受験】CBT活用へ、大学入試センターと3大学が連携協定

 佐賀大学、神田外語大学、電気通信大学および大学入試センターとの間で2024年6月30日、「大学入学者選抜におけるCBTの活用の推進に向けた連携協力に関する協定」が結ばれた。キックオフシンポジウムは8月21日にオンラインで開催する。申込みは8月6日まで。

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大学入学者選抜におけるCBT活用連携
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 佐賀大学、神田外語大学、電気通信大学および大学入試センターとの間で2024年6月30日、「大学入学者選抜におけるCBTの活用の推進に向けた連携協力に関する協定」が結ばれた。キックオフシンポジウムは8月21日にオンラインで開催する。申込みは8月6日まで。

 CBT(Computer Based Testing)はコンピュータを使った試験方式で、多くのメリットが期待される一方で、受験環境の確保、トラブルへの対応体制の構築、社会の理解など、紙のテストとは異なる細やかな検討事項があり、1つの大学等で解決することは困難をともなう状況にある。

 そこで今回、すでにCBTを導入している佐賀大学、神田外語大学、電気通信大学の3大学と大学入試センターは、今後のCBTのさらなる発展を目指して連携協定を締結した。今後、4者は2027年3月までの期間、CBTの実施に係る知見の共有や負担軽減、CBTの活用可能性の拡大、CBTに対する社会全体の理解の促進を目的として連携協力する。

 また、連携協力の具体的な取組みの1つとして8月21日、CBT活用連携協定の締結機関によるキックオフシンポジウム「CBTが拓く大学入学者選抜の新たな地平:大学が自ら運用できるCBTの新しい枠組みを目指して」をオンラインにて開催する。申込みは8月6日まで、参加申込フォームより受け付ける。ただし、定員になり次第、受付終了とする。

 なお、今回の協定は、広く大学入学者選抜の改善に資することを目的としたもので、共通テストなど締結機関が実施している試験の実施方法を直ちにあらためるためのものではないとしている

◆キックオフシンポジウム「CBTが拓く大学入学者選抜の新たな地平:大学が自ら運用できるCBTの新しい枠組みを目指して」
日時:2024年8月21日(水)13:00~16:00
場所:Zoomウェビナー
定員:400名
申込締切:2024年8月6日(火)
申込方法:申込フォームより受け付ける

《川端珠紀》

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