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愛知県の教員採用、志願倍率3.2倍…大学3年次選考に1,295人

 愛知県教育委員会は2024年5月27日、2025年度(令和7年度)採用愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。志願倍率は3.2倍で、小学校教諭以外の全区分で前年度より低下。新設した「大学3年生等 前倒し特別選考」には1,295人が志願した。

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令和7年度(2025年度)採用愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況
  • 令和7年度(2025年度)採用愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況
  • 愛知県公立学校教員採用案内(表紙)

 愛知県教育委員会は2024年5月27日、2025年度(令和7年度)採用愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。志願倍率は3.2倍で、小学校教諭以外の全区分で前年度より低下。新設した「大学3年生等 前倒し特別選考」には1,295人が志願した。

 2025年度採用の愛知県公立学校教員採用選考試験は、4月26日から5月10日まで出願を受け付けた。5月27日発表の志願状況によると、採用予定者数 約1,750人に対する志願者数は5,648人。志願倍率は3.2倍で、前年度(2024年度採用)と比べ、0.6ポイント低下した。

 区分別の志願倍率は、「小学校教諭」2.6倍(前年度比0.2ポイント増)、「中学校教諭」3.4倍(同0.9ポイント減)、「高等学校教諭」3.9倍(同2.0ポイント減)、「特別支援学校教諭」2.3倍(同0.7ポイント減)、「養護教諭(小中)」5.7倍(同9.4ポイント減)、「養護教諭(県立)」7.0倍(同10.3ポイント減)、「栄養教諭」10.5倍(同2.6ポイント減)。前年度と比べると「小学校教諭」以外の全区分で志願倍率が低下した。

 一方、新たに設置した「大学3年生等 前倒し特別選考」には、1,295人から志願があった。

 今後、6月15日に1次試験、7月20日・21日の2日間で2次試験が行われる。1次試験は、教職・教養、教科専門、小論文の筆記のみ。2次試験は、実技試験が該当しない教科は、口述試験(個人面接)のみ、実技試験を行う教科は2日目に実施する。2025年度採用の結果は、8月30日付けで郵送および教職員課のWebページに掲載される。

《川端珠紀》

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