東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター（CEDEP）は2024年3月9日、国際セミナー「幼児教育におけるコモン・ワールディングの教育学」をオンラインにて開催する。参加費無料。事前申込制で、定員は先着1,000名。日伊同時通訳あり。
東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センターは、CEDEP 国際セミナー「幼児教育におけるコモン・ワールディングの教育学」を開催する。コモン・ワールディングの教育学は、自然／文化の二項対立に挑戦し、従来の環境教育が内包している人間中心主義と植民地主義の克服を企図するもの。
セミナーでは、この概念を深化させてきたウェスタン大学教授 ヴェロニカ・パチーニ-ケチャボー氏の研究グループを招き、これからの時代の子供と自然の新たな関わりのためのアプローチについて考えるという。
講演では、コモン・ワールディング・ペダゴジーについて、10年以上にわたっていかに思考し、実験してきたかを報告。10年の間、実践の焦点は「発達する子供」から「複雑で、絡みあっていて、相互に影響しあい、共同形成する子供-世界の関係性」へとシフトしてきたという。教育者と子供たちが、他者（人間や人間以上の存在）と「世界を世界する（共有する）」教育的出会いの例を提示するとしている。
参加費無料。事前申込制で、定員は先着1,000名。日伊同時通訳あり。申込みは、Webサイトより行う。
◆幼児教育におけるコモン・ワールディングの教育学
日時：2024年3月9日（土） 10:00～12:00（9:30より入室可）
会場：オンライン（Zoomウェビナー）
定員：先着1,000名 ※事前申込制
参加費：無料
申込方法：Webサイトより申し込む
