教育業界ニュース

衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい養護学校向け」募集開始

 花王は2023年12月4日、全国の養護学校(知的障がい)を対象に衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」の募集を開始した。受付期間は2024年2月29日まで。応募した養護学校には無料で手洗い習慣を身に付けるための教材セットを届ける。

教材・サービス 授業
衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」
  • 衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」
  • 教材内容(無償提供)

 花王は2023年12月4日、全国の養護学校(知的障がい)を対象に衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」の募集を開始した。受付期間は2024年2月29日まで。応募した養護学校には無料で手洗い習慣を身に付けるための教材セットを届ける。

 花王は、上手な手洗いを楽しく学び、衛生的な習慣を身に付けてほしいとの想いから、2021年に衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい」の教材を制作。2023年11月現在、全国の小学校の58%(約1万1,000校)、全国のろう学校の73%、全国の盲学校の86%で活用されている。

 今回、知的障がいのある幼児・児童にも、衛生的な習慣を身に付け、暮らしのなかで実践するための手助けとしてほしいと考え、養護学校(知的障がい)向けの手洗い教材を制作した。

 プログラムは、ウイルスや細菌の性質を知り、手洗いの重要性を理解する「あわあわ手あらいのうた」の習得を通じて自分の手の洗い方を確かめ、「上手な手あらい」を身に付け日々の生活での実践に役立てるための内容となっており、制作にあたり現場の先生の意見を参考にした。

 教材は、ティーチャーズガイド、スライド教材、動画教材からなる授業用教材と、手洗い指導BOX、ブラックライト、ビオレu泡ハンドソープ、ワークシートなどの実習用教材をセットにして提供。スライド教材は、子供たちが見やすく疲れにくい「白黒反転文字」を採用し、視覚からの理解を促すためにシンプルなイラストを多用するなど、子供たちが上手な手洗いを楽しく学べるようさまざまな工夫が施されている。

 対象は、養護学校の幼稚部(未就学児)および小学部(児童)。募集期間は2024年2月29日まで、応募校には教材セットを無償で提供する。応募は花王公式ホームページ内の衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」にある応募フォームに必要事項を記入のうえ申し込む。申込み後、2~3週間を目処に教材を届けるという。

◆衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」募集概要
募集期間:2023年12月4日(月)~2024年2月29日(木)
対象:養護学校の幼稚部(未就学児)、小学部(児童)
費用:無償で提供
応募方法:花王公式ホームページ内の衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい 養護学校向け」にある応募フォームに必要事項を記入して申し込む
提供時期:申込みから2~3週間を目処に届ける
教材内容:
<授業用教材>ティーチャーズガイド、スライド教材、動画教材
<実習用教材>手洗い指導BOX、ブラックライト、ビオレu泡ハンドソープ【医薬部外品】、手洗いチェッカーローション、ワークシート

《畑山望》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top