文部科学省は2025年8月22日、2025年度(令和7年度)文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」に係る推薦団体の募集について発表した。推薦団体の登録はメールで9月19日当日必着分まで受け付ける。
文部科学大臣優秀教職員表彰は、学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教職員および教職員組織について、その功績を表彰するとともに広く周知し、教職員の意欲および資質能力の向上に資することを目的に、2006年度から実施。2020年度から学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を一層学校と社会との間で共有することを目指す観点から、これまでの推薦者(教育委員会、大学の学長、都道府県知事)以外の民間の団体などの推薦と有識者による選考により授与する「社会に開かれた教育実践奨励賞」を新設した。
表彰対象は、全国の国公私立学校の教職員と教職員組織。2025年4月1日時点で、教職員は原則として50歳未満(当面、特別の事情がある場合この限りでない)、教職員組織は1年以上の活動期間があることなど。このほか、複数の条件がある。
推薦団体は、民間企業、公益法人、NPO法人などの民間の団体のうち、「(1)教職員または教職員組織に対する表彰等であって、文部科学省名義の使用許可等を受けている行事等を主催する団体」かつ、「(2)推薦する教職員または教職員組織に対して、(1)の行事等において表彰等を授与した団体」。ただし、教職員・教職員組織を、当該教職員・教職員組織の所属する学校等が推薦することはできない。また、現職の教職員により構成される団体が推薦を行うことは念頭に置いていない。
推薦団体の登録期間は8月22日~9月19日(当日必着)まで。必要書類を揃えて、文部科学省 初等中等教育局初等中等教育企画課「優秀教職員表彰」担当宛てにメールで提出する。推薦団体への推薦依頼は登録受付後、順次、受け付ける。推薦団体からの推薦提出締切は10月3日。審査は10月下旬~11月、結果通知は12月上旬、表彰式は2026年1月中旬を予定している。
選考基準や必要書類など、詳細は文部科学省のWebサイトで確認できる。
◆令和7年度 文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」推薦団体募集
表彰対象:学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教職員および教職員組織(指定の要件をすべて満たすこと)
推薦団体:指定の要件をすべて満たす民間の団体等(民間企業、公益法人、NPO法人、等)
提出先:文部科学省 初等中等教育局初等中等教育企画課「優秀教職員表彰」担当
提出方法:メール(電子媒体)で提出
申込締切:2025年9月19日(金)当日必着