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東京書籍×オルツ、AI学習アシスタントの実証実験スタート

 オルツと東京書籍は2023年11月20日、オルツの大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AI「altBRAIN(オルツブレイン)」を活用し、新たな学習サービスの開発を目指し実証実験を開始すると発表した。

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「AI学習アシスタント」のサービスイメージ
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 オルツと東京書籍は2023年11月20日、オルツの大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AI「altBRAIN(オルツブレイン)」を活用し、新たな学習サービスの開発を目指し実証実験を開始すると発表した。

 実証実験は、専門知識と個性を備えた「AI学習アシスタント」の開発を目的としたもので、教育領域で大規模言語モデル(LLM)を活用する新たな取組みとなる。

 「AI学習アシスタント」は、AIの特性を生かし、ひとりひとりに適切なフィードバックやサポートを提供することで、英語や数学などの専門知識の効率的な理解や習得を促すとともに、性格や嗜好などの個性が異なる複数のAIを提供することで、自分の好きな個性をもったAIと、親しみをもって継続的に学習できる、個別最適な学習サービスを目指すという。

 オルツは、P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発・実用化などを手掛けるベンチャー企業。東京書籍は、小・中・高等学校の教科書発行部数が最多の教科書業界最大手の出版社。

 両社は今後、実証実験を通じて、教育領域におけるAIの可能性を追求し、新たな学習体験の提供、生成AIと共創する未来の学びの形を提示することで、より豊かな社会の実現に貢献していくとしている。

《川端珠紀》

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