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大分県の教員採用、実質倍率3.1倍…前年度上回る

 大分県教育委員会は2023年9月15日、2024年度(令和6年度)大分県公立学校教員採用選考試験の総合結果を公表した。全体の実質倍率は、前年度より0.5ポイント上昇し、3.1倍となった。延べ出願者数は、前年度より107人増加した。

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令和6年度大分県公立学校教員採用選考試験
  • 令和6年度大分県公立学校教員採用選考試験
  • 令和6年度大分県公立学校教員採用選考試験の総合結果

 大分県教育委員会は2023年9月15日、2024年度(令和6年度)大分県公立学校教員採用選考試験の総合結果を公表した。全体の実質倍率は、前年度より0.5ポイント上昇し、3.1倍となった。延べ出願者数は、前年度より107人増加した。

 2024年度大分県公立学校教員採用選考試験は、7月9日に第1次試験、8月5日から12日に第2次試験があり、9月15日に合格者が発表された。

 総合結果によると、採用予定者数481人に対し、延べ1,374人から出願があった。延べ出願者数は、前年度より107人増加した。出願者のうち、1次試験免除者数は169人、第1次試験受験者数は1,039人、第1次試験合格者数は553人、第2次試験合格者数は413人。特別選考を含めた実質倍率は3.1倍。前年度の2.6倍から0.5ポイント上昇した。

 校種・職種別の実質倍率は、小学校教諭1.5倍、小中学校連携教諭2.5倍、中学校教諭3.4倍、高等学校教諭8.4倍、特別支援学校教諭2.1倍、養護教諭7.9倍、栄養教諭25.0倍。教科別では、高等学校の保健体育が45.5倍の高倍率となった。

 2024年度大分県公立学校教員採用選考試験では、これまで第3次試験で行っていた面接IIおよびプレゼンテーション(特別選考IIIスペシャリスト特別選考のみ)を第2次試験で実施し、第3次試験を廃止。県外会場を追加し、第1次試験を大阪会場でも実施した。

《奥山直美》

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