すららネットは2023年7月18日、経産省の「探究的な学び支援補助金」の事業者に採択されたことを受け、事業申請を希望する教育委員会や公私立の小中高校を募集するとを発表した。対象期間中、「すららSatellyzer」「すらら」「すららドリル」を無償利用できる。
経済産業省「探究的な学び支援補助金2023」は、教育機関における探究学習などの高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者に経費の一部を補助する事業。事務局はICT CONNECT 21が運営している。
採択された教材は、「すららSattelyzer」「すらら」「すららドリル」の3教材。このうち、「すららSattelyzer」は探究学習を支援するICT教材で、宇宙をテーマに、身近な生活課題との接点の探し方や、仲間と共に課題解決に取り組むプロセスと振り返りのスキルをしっかり身に付けられるよう設計。先生向けのマニュアルや評価方法などの支援ツールも用意している。
「すらら」は主要5科目のAIを活用したアダプティブな対話式ICT教材で、探究学習の下支えとなる基礎学力の理解と定着を実現する。「すららドリル」はアダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版としておもに公立小中学校向けに提供している。
すららネットでは2023年7月28日まで、ICT教材「すららSatellyzer」「すらら」「すららドリル」を活用した事業申請を希望する各都道府県や区市町村の教育委員会と、私立・公立の小中高校を募集する。事業期間中（交付決定日～2023年12月28日）は、同ICT教材を無償で利用できる。
