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授業のヒントも「教員のための博物館の日」全国42施設

 国立科学博物館をはじめ、全国各地の博物館などは2023年7月下旬から8月にかけて「教員のための博物館の日2023」を開催する。先生たちに各館の学習資源を知ってもらい、子供に戻って楽しんでもらおうと、全国42施設(予定)がさまざまなプログラムや教材を用意している。

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 国立科学博物館をはじめ、全国各地の博物館などは2023年7月下旬から8月にかけて「教員のための博物館の日2023」を開催する。先生たちに各館の学習資源を知ってもらい、子供に戻って楽しんでもらおうと、全国42施設(予定)がさまざまなプログラムや教材を用意している。

 「教員のための博物館の日」は、学校の先生に博物館に親しみをもってもらい、博物館の学習資源を知ってもらうことを目的としたイベント。子供たちに科学の不思議さ、楽しさ、学ぶ喜びを感じてもらうため、まずはその教育を担う先生たちに博物館を楽しんでもらおうと、国立科学博物館が主導し、全国の博物館や科学館で毎年展開している。

 2023年は、7月下旬から8月にかけて、全国42施設で開催予定(6月1日現在)。2023年は新たに三菱みなとみらい科学館が開催館に加わる。各施設では、教員に知ってほしい教材や博物館を活用したプログラムを提供する。

 このうち、国立科学博物館の「教員のための博物館の日2023」は7月25日から28日に開催。教員(幼稚園・保育所・認定こども園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・高等専門学校)や教育関係者、博物館関係者、教員志望の大学生などを対象に来館とオンライン配信によるハイブリッド形式で実施する。

 開催中の企画展「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類額の軌跡」監修者が講演会するほか、国立科学博物館の学校向けプログラムを紹介・実演。東京国立博物館や国立西洋美術館などの近隣施設が出張ブースを開設し、校外学習などでの活用方法を紹介する。一部の定員制プログラムは7月10日正午までの事前申込制。

 期間中は、「教員のための博物館の日ステッカー」(国立科学博物館での受付が必要)を提示すると、国立科学博物館常設展・企画展をはじめ、一部の近隣施設が無料で見学できる。

 「教員のための博物館の日2023」の詳細は、開催館のWebサイトなどで確認できる。国立科学博物館Webサイト内の「教員のための博物館の日」特設ページでは、開催日時や開催館リンクの一覧も公開。授業で使えるヒントを見つけに近くの博物館などに来館してほしいと呼びかけている。

《奥山直美》

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