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東京科学大「研究等体制強化計画」認可、国際卓越研究大学として新たな一歩

 文部科学省は2026年2月27日、東京科学大学(Science Tokyo)の事業計画「研究等体制強化計画」を認可した。同大は2026年1月23日に国際卓越研究大学として認定されており、4月1日より計画初年度の事業を開始する。世界最高水準の研究力を目指し、大学ファンドからの助成を活用した研究体制の強化や、医工連携によるイノベーション創出を加速させる。

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 文部科学省は2026年2月27日、東京科学大学(Science Tokyo)の事業計画「研究等体制強化計画」を認可した。同大は2026年1月23日に国際卓越研究大学として認定されており、4月1日より計画初年度の事業を開始する。世界最高水準の研究力を目指し、大学ファンドからの助成を活用した研究体制の強化や、医工連携によるイノベーション創出を加速させる。

 東京科学大学は、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して2024年10月に誕生した国立大学。「科学の進歩と人々の幸せとを探究し、社会と共に新たな価値を創造する」をミッションに掲げている。同大では、すでにビジョナリーイニシアティブ(VI)や国際医工共創研究院の設置など、教育・研究活動の強化を推進。今回の認可により、大学経営の戦略的高度化をさらに図る。

 大竹尚登理事長は「体制強化計画の検討から今回の計画認可まで長い道のりでした。助言をくださった人々、背中を押してくださった皆さんに心から感謝申し上げます」とコメント。「2026年4月より、Science Tokyoは国際卓越研究大学として新たな一歩を踏み出します。学内での対話を重ね、構成員全員で新たな取組みに挑戦してまいります」と述べた。また、地域や企業といったパートナーとの連携が不可欠であるとし、さらなる支援を呼びかけた。

 田中雄二郎学長は「大学院教育は、2028年度入学生からの『一研究科体制』への転換に向けた準備を始めています。研究面では、臨床医学を基盤とした医工連携による革新的研究とスタートアップ創出を強力に推進してまいります」と今後の展開を説明した。「国際卓越研究大学への認定はゴールではなく通過点です。卓越した研究成果と人材育成を通じて、国際社会に貢献していく所存です」と決意を表明した。

 国際卓越研究大学制度は、国際的に卓越した研究や研究成果の活用が見込まれる大学を政府が認定するもの。認定された大学が作成する「研究等体制強化計画」に対し、大学ファンドによる助成を行い、世界トップレベルの研究環境の実現を図る。

《吹野准》

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