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AI型教材「Qubena」高知県と学習データ連携

 COMPASSは2023年3月14日、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」のAI型教材の学習データを、高知県の学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」と連携することを発表した。2023年度内より指導の一環として活用する。

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「Qubena (キュビナ)」と高知県「高知家まなびばこ」と学習データを連携
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 COMPASSは2023年3月14日、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」のAI型教材の学習データを、高知県の学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」と連携することを発表した。2023年度内より指導の一環として活用する。

 COMPASSは、児童生徒ひとりひとりの習熟度にあわせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」を開発。2021年度は小学校・中学校の5教科対応版をリリース、2022年9月にはMEXCBT(メクビット)との連携で、学習eポータル+AI型教材「Qubena」としてサービスを提供し、全国170自治体以上、小中学校約2,300校で100万人以上が利用。アダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援している。

 また、文部科学省が掲げるGIGAスクール構想で、急速に教育DXが推進している。学習支援や校務支援等のデジタルサービスを、学校現場への導入・活用する中で、それぞれのサービスが保有するデータの連携が課題とされている。

 高知県は、独自の学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」を「学習eポータル」に2023年度内に連携する。これにより、教育データ利活用を推進し、「高知家まなびばこ」にスタディ・ログを蓄積して、児童生徒や教員に、適切にフィードバックすることで、「個別最適な学び」の実現を目指すという。

 学習者を取り巻く教育データが、学習者自身に便利で、効果的、安全に利活用されるよう、両者の知見・技術を束ねる。また、自治体・学校・専門家とも連携し、法令やシステム的なセキュリティ・安全性を確保しながら、データ利活用のモデルケースの創出に取り組んでいくとしている。

《宮内みりる》

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