JALグループとARROWSは2026年6月、家庭の廃食油をSAF(持続可能な航空燃料)へリサイクルする仕組みを学ぶオリジナル教材の提供を開始する。全国約400校、約2万人の小学4年生を対象とし、身近な題材を通じて資源循環や脱炭素を自分ごととして考えるきっかけを届ける。
JALグループは2050年までのCO2排出量実質ゼロを掲げ、2030年度までに全燃料に占めるSAFの使用量10%、SAFによるCO2削減量5%を目標としている。同教材の開発は、この目標達成に向けた取組みの1つだ。教育現場において難しいテーマとされるエネルギー問題を、子供たちが早期に学び、行動変容につなげることを目指している。
教材「すてる油が生まれかわる! みんなで行こう未来への旅」は、小学4年生の社会科単元「ごみのしょりと利用」に対応する。1コマ45分完結で、授業スライドや動画、すごろくなどの副教材を各学校の先生が活用する形式だ。1リットルの廃食油ボトル約7,500本分が東京―大阪間の航空機1便分の燃料になるといった具体的な数字を交え、クイズやグループワークで楽しく学べる内容となっている。
この取組みは、JALが推進する「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトとも連動している。「SENSEI よのなか学」は11万人の先生を基盤にもつARROWSが、企業と連携して開発する完全オリジナルの教材パッケージだ。JALグループは今後も航空業界のGXを牽引し、次世代が地球のあしたを変える新たな一歩を踏み出せるよう取組みを推進していくとしている。









