文部科学省の松本洋平大臣は2026年5月29日の会見で、児童生徒向けにクマ対策動画を公開したことを報告した。年内入試における面接義務化や政治的中立性についても見解を述べた。
会見冒頭、松本大臣は環境省と文部科学省が協力し、児童生徒向けのクマ対策動画を政府広報として作成、5月29日に政府広報オンラインと文部科学省Webサイトで公開したと報告。通学時の注意点、クマと会ってしまったときの対処法などを1分程度のアニメーションにわかりやすくまとめており、全国の教育委員会などへの周知に努めたいとした。
5月27日に通知した2027年度(令和9年度)大学入学者選抜の総合型および学校推薦型の年内入試における面接義務化については、「そもそも総合型選抜等は2月1日以降に行われる学力検査が中心の一般選抜とは異なり、志願者の意欲や適性などを丁寧に時間をかけて評価するために2月1日より前に実施することが認められているもの。各大学においてもこの趣旨を十分に理解していただけるものと考えている。適切な選抜を実施していただきたい」と語った。
沖縄県名護市辺野古沖での同志社国際高校の平和学習の内容が、教育基本法第14条第2項が定める「政治的中立性」に反すると見解を示したことについては、生徒を抗議船に乗せたこと、礼拝メッセージでの抗議活動の説明、座り込みを依頼する文書掲載をあげ、「これら全体として少なくとも、基地移設反対という政治的活動を助長、促進するものにあたる」との認識を示した。
このほか、あらゆる分野でAIを利活用して科学研究を加速するための「AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD1000)」の第2回公募を6月2日から開始すること、性教育のいわゆる「はどめ規定」に関するアンケート結果の受け止め、スポーツ界で相次ぐ薬物使用や広陵高校第三者委員会の認定に関する見解なども語った。







