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基準を満たせば第1次選考免除…群馬県の公立学校教員採用選考

 群馬県教育委員会は2023年2月6日、2024年度(令和6年度)採用群馬県公立学校教員採用選考のおもな変更点について公表した。新たに、基準を満たした受験者を対象に第1次選考の「一般教養・教職に関する科目」を免除する大学等推薦特別選考を導入する他、小論文を廃止する。

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令和6年度採用(令和5年度実施)群馬県公立学校教員採用選考のおもな変更点
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 群馬県教育委員会は2023年2月6日、2024年度(令和6年度)採用群馬県公立学校教員採用選考のおもな変更点について公表した。新たに、基準を満たした受験者を対象に第1次選考の「一般教養・教職に関する科目」を免除する大学等推薦特別選考を導入する他、小論文を廃止する。

 今回、2024年度採用(2023年度実施)群馬県公立学校教員採用選考のおもな変更点として公表された内容は4点。1点目の「大学等推薦特別選抜の実施」では、基準を満たした受験者を対象に第1次選考の「一般教養・教職に関する科目」の試験を免除する。対象は、群馬県を第1志望とする大学卒業見込みまたは大学院修了見込みで、大学(大学院)での成績等が群馬県の示す基準を満たし、大学(大学院)の推薦を受けられる人。

 この他、臨時的任用教員経験者特別選考の出願条件を、これまでの「36か月以上の勤務経験」から「24か月以上の勤務経験」に短縮。また、これまで実施していた「小論文」を廃止し、第2次選考で実技試験を実施する教科を「中学校教員」の「音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語」および「高等学校教員」の「音楽・美術・保健体育・英語」のみに変更する。

 スポーツ特別選考では、これまでの「中学校教員」「高等学校教員」から、「養護教員」を除く全募集区分へと対象を拡大し、第2次選考でのスポーツ活動、芸術・文化活動の実績加点は行わず面接で総合的に評価する。

 詳細は、今後県が発表する実施要項等で確認すること。参考までに、2022年度実施の公立学校教員採用選考では、第1次選考は2022年7月10日に行われている。


《畑山望》

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