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バス置き去り防止システム、受注生産から量産へ…大幅値下げも

 TCIは2022年10月3日に発売を予定している、独自開発したバス置き去り防止システム「SYANAI・OKIZARI・SHINAIDE(品番SOS-0001)」の生産形態を受注生産から量産へと移行することを決定。量産への移行にともない、販売価格の大幅な値下げも行う。

ICT機器 その他
バス置き去り防止システム「SYANAI・OKIZARI・SHINAIDE(品番SOS-0001)」
  • バス置き去り防止システム「SYANAI・OKIZARI・SHINAIDE(品番SOS-0001)」
  • 車内置き去りを防止する仕組み
  • 車内置き去りを防止する仕組み
  • 4台のカメラで死角をカバー
  • 遠隔通信オプションで確実に車内置き去りを防止
  • 安全性の高い「LiFePO4」採用
  • バッテリー充電時間は50分
  • 安全設計

 TCIは2022年10月3日に発売を予定している、独自開発したバス置き去り防止システム「SYANAI・OKIZARI・SHINAIDE(品番SOS-0001)」の生産形態を受注生産から量産へと移行することを決定。量産への移行にともない、販売価格の大幅な値下げも行う。

 バス置き去り防止システム(SOS-0001)は、開発当初、受注生産の生産形態を採用する予定だったが、発売予定の発表を皮切りに想定以上の問合せが寄せられたことから、量産型への移行を決定。量産型への移行にともない、当初予定の販売価格である定価55万円から大幅なコストダウンを実現し、定価40万2,000円(いずれも税別)と大幅に値下げしての販売を行う。

 バス置き去り防止システム(SOS-0001)は、車のエンジンを停止した60秒後からバッテリーが起動し、AIカメラシステムを自動で立ち上げ。その後、約2時間にわたりドライバーが車両を離れた後もAIが車内の監視を続ける。車内に設置するカメラにはAIが搭載され、1台のモニターに最大4台のカメラを接続可能。死角のない状態を作り出し、検知範囲に「人間の姿のみ(幼児も含む)」をAIが自動で認識・判断すると大音量の警告音を発する。

 SOSシリーズのバッテリーには、ハイブリット車の駆動用バッテリーとしての実績がある「LiFePO4(リン酸鉄リチウムバッテリー)」を採用。カーバッテリーへの負担を大幅に軽減しつつ、AIによる停車後の車内監視を可能にする。

 また、オプションとして60mまで通信可能な遠隔ブザーも導入可能。車体本体だけでなく、職員室や教室内等の遠隔地でもブザーの検知が可能となる。

 製品の購入等については、Webサイトの問合せフォーム等からTCI営業部まで直接問合せのこと。TCIでは、量産化により多くの幼稚園、保育園の送迎バスやスクールバス等あらゆる送迎車両に導入しやすい商品となることで、より徹底した車内置き去り防止に貢献したいとしている。

◆SYANAI・OKIZARI・SHINAIDE(車内置き去り防止装置)
品番:SOS-0001
発売日:2022年10月3日(月)
価格:402,000円(税別)
遠隔ブザーオプション(送信機・受信機・パトライト):180,000円(税別)
製品保証期間:購入日から3年間(内蔵バッテリーは2年間)
取付保証期間:永久保証(取り付けに関する不具合等)


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《畑山望》

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