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学習塾向けテスト作成ツール「Dr.okke」リリース

 okkeは2022年9月、高校生を対象とした学習塾向けのテスト作成ツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」をリリースした。先生が一瞬でテスト作成・配信・管理できるこれまでにない使いやすさを実現。リリースにあたり、1か月の無料トライアルを実施している。

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Dr.okke
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  • 高校生向け学習塾が抱える課題
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 okkeは2022年9月、高校生を対象とした学習塾向けのテスト作成ツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」をリリースした。先生が一瞬でテスト作成・配信・管理できるこれまでにない使いやすさを実現。リリースにあたり、1か月の無料トライアルを実施している。

 高校の学習範囲は中学校の範囲よりも圧倒的に広く、知識のインプットに多くの時間が取られる結果「理解しているつもりが定着していない」状態が発生しやすい状態にある。リソースの少ない学習塾では、定着度があやふやなため学習計画を立てづらい、対話を通した「学力の定着度合い」を図ることに限界がある、アウトプットの機会は限られており、手間がかかるのでその機会を増やすことができない、といった課題があるという。

 こうした学習塾の課題に応えるべく、先生が一瞬でテストを作成・配信・管理できる高校生の学習塾向けツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」を開発。機能を絞り込み、どんな先生でも使いやすいシンプルなUIで設計。テスト作成の際の負担を軽減し、生徒と話しながらでもすぐにピンポイントにテストを作成・配信できる、これまでにない使いやすさを実現した。

 集団クラスへの配信や、再テストの実施、作成済みテストへの生徒追加等、さまざまなパターンに対応。自動採点ですぐに結果を出すことができるため、生徒とのコミュニケーションが取りやすく、生徒にとっても「理解しているつもりでも解けない」ことを経験することで学びを自分ごと化し、客観的な目標を持つことで主体的に学ぶモチベーションにつながる。

 また、過去のテストの内容は自動でデータとして蓄積され、保護者面談の際に塾での取組みをデータで示すことが可能。保護者の納得感を高めることへの効果も期待される。

 okkeでは、Dr.okkeのリリースに先立ち、数か月間複数の塾にてテストバージョンの実証利用を実施。「毎週生徒に学校での学習範囲を聞きながら、その場でチェックテストを実施→解説や関連動画で復習、必要に応じて質問対応」等、学年やレベルを問わず、学校の勉強のサポートや受験対策にも有効に活用されたという。結果として、「生徒がテストの機会を通じて能動的に質問するようになった」「学習に受け身だった生徒が『満点を取りたい』と主体的に勉強するようになった」「アウトプットを繰り返すことで定着度が増し、テストの得点が20~30%上がった」等、実際に学力やコミュニケーション向上といった成果が得られているという。

 Dr.okkeは、リリースにあたり1か月の無料トライアル期間を設けており、Webサイトにて申込みを受け付けている。その後、有料化にて利用を継続する場合は、利用生徒のアカウント数に応じて月額料金が発生。生徒は1人からでも利用できる。有料化についての詳細確認や相談は個別に問合せのこと。


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《畑山望》

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