KJホールディングスは、東南アジア地域における幼稚園から高校までの学校、学習塾の経営、模擬試験事業を含む教育関連事業の展開に関するプロジェクトが、文部科学省の「令和7年度『日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)』応援プロジェクト」に採択されたことを発表した。
EDU-Portニッポンは、日本型教育の海外展開を推進するための官民協働プロジェクトで、文部科学省、経済産業省、外務省、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)などが参加している。このプロジェクトは、日本の教育を海外に広めるためのプラットフォームを提供し、教育の国際化を図ることを目的としている。
東南アジア地域、特にベトナムでは、経済成長と中間層の拡大に伴い、質の高い教育サービスへの需要が急速に高まっている。日本型の幼児教育への関心が高まる中、大学入試における個別入試方式の拡大に伴い、信頼性の高い模擬試験や進路情報へのニーズも増加している。また、非認知能力の評価・育成に対する関心も広がっており、河合塾グループが長年培ってきた教育ノウハウを活用して貢献できる機会が拡大している。
KJホールディングスは、国内で展開する学習塾事業をはじめ、模擬試験や非認知能力を評価・育成するアセスメント事業、幼稚園から中学校・高校に至る学校経営、企業や学校を対象としたBtoBの教育・人材育成事業などの教育関連事業を展開する予定だ。初期はベトナムを対象にしつつ、将来的には東南アジア全域に対象を広げ、現地ニーズに即した教育サービスの展開を目指す。
KJホールディングスでは、同プロジェクトをはじめ国内外で教育事業を推進するパートナーを募集している。詳しくは、KJホールディングスのWebサイトを参照されたい。