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松阪市×ライフイズテック、プログラミング教育で連携協定締結

 松阪市教育委員会とプログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテックは、GIGAスクール時代の新しい学びを実現するプログラミング教育に関する連携協定を2022年3月28日に締結。同日、連携協定締結式と共同記者会見を実施した。

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松阪市×ライフイズテック連携協定締結
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 松阪市教育委員会とプログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテックは、GIGAスクール時代の新しい学びを実現するプログラミング教育に関する連携協定を2022年3月28日に締結。同日、連携協定締結式と共同記者会見を実施した。

 松阪市の教育理念は「夢を育み未来を切り拓く松阪の人づくり」。社会変化の激しい時代を生き抜く子供たちの育成には、GIGAスクール環境や先端技術を最大限活用した個別最適な学び、協働的な学びを実現するとともに、自分らしい生き方の実現のため、自発的に未来を切り拓く力をつけることが不可欠と考えている。

 2021年度、松阪市では、経済産業省「EdTech導入実証事業(補助金)」を活用した実証研究を各校で先行的に行ってきた。今回、この取組みをさらに発展的なものにするため、ライフイズテックと連携。市内公立中学校のプログラミング教育の充実とEdTech教材の活用支援に取り組むため、3月28日連携協定を締結した。

 連携協定では、ITスキルを用いた地域の課題解決体験を推進し、地域への関心のみならず、子供たちの可能性を広げ、主体的に未来を創造できる力の醸成を目指す。同時に、教員向け研修やプログラミング学習における効果測定も実施し「新しい学びを実現するプログラミング教育」において連携していく。

 具体的な取組みとしては、「ライフイズテックレッスン」で、本格的なテキストコーディングを学び、オリジナルのプロダクト制作を通じて、課題解決能力を身に付ける等、GIGA端末を活用した地域課題解決型学習を実施し支援する。

 また、教員向けに「ライフイズテックレッスン」を用いた課題解決型研修を行い、教員自身が「教わる」体験をすることで、教員の指導力強化を図る。さらに、中学生の意識がどのように変化したのか、プログラミング教育の効果について検証し、授業内容の振り返りや指導案の改善へと繋げていく。

 EdTech教材「ライフイズテックレッスン」は、中学校技術科・高校情報科の新学習指導要領に対応したブラウザ完結型のプログラミング学習教材。エピソードにあわせて出題される課題をクリアすることでプログラミングを楽しく学ぶことができる。個別最適な学習環境で、テキストコーディングで問題解決を実現。進捗管理画面、指導案、補助教材、小テスト、評価指標等の先生向けの授業支援ツールも提供している。
《川端珠紀》

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