GIGAスクール構想関連
1人1台端末の利活用へ、夏休み中の取組み要請…文科省
文部科学省は2021年7月13日、1人1台端末の積極的な利活用等に向けた夏季休業期間中の取組みについて、全国の学校設置者に事務連絡を出した。夏季休業期間中に取り組むことが望ましい事項を具体的にあげ、1人1台端末の利活用の促進に努めるよう呼び掛けている。
Chromebook導入中学校が、納品当日に利用開始できた理由と加速する活用<アーカイブ>
琉球大学教育学部の岡本牧子准教授より「GIGAがスタートして、見え始めた現状」を紹介。さらに、導入から僅かな期間で利活用が進んでいる沖縄県東村や琉球大学教育学部附属中学校の事例が紹介されたウェビナーをアーカイブ配信する。
文部科学省関連
大学入学共通テスト、2022年度より英語イヤホン更新
大学入試センターは2021年7月9日、令和4年度(2022年度)共通テスト出題受付等に関する説明資料および説明動画をWebサイトに掲載した。高校関係者向けに受験案内や受験上の配慮案内、志願票および訂正届の取りまとめ方法を詳しく紹介している。
大学拠点接種、7/12の週に19大学がワクチン接種開始
新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年7月12日からの週に新たに19大学が接種を開始すると発表した。千葉大学や北海道大学等が接種を開始し、自校の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。
部活動、大会や練習の継続を要請
文部科学省は2021年7月9日、中高生の部活動について、感染症対策を講じたうえで、今後もできる限り大会の開催や大会参加に向けた練習の継続ができるよう、大会主催者や都道府県に通知した。
幼保小の円滑な接続へ「架け橋特別委員会」設置、中教審
中央教育審議会「初等中等教育分科会」は2021年7月8日、「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」を設置した。幼保小の架け橋プログラム「幼児教育スタートプラン」を踏まえ、幼児教育の質の向上、幼保小の円滑な接続に向けて議論を深めていく。
知的障害に対する通級指導の実践研究、公募開始
文部科学省は2021年7月8日、知的障害のある児童生徒に対する通級による指導を実践研究する「特別支援教育に関する実践研究充実事業」の公募を開始した。対象となるのは、教育委員会や国立大学法人、学校法人。7月30日まで提出書類をメールで受け付ける。
「トビタテ!留学JAPAN」大学生等コース、444人を採用
文部科学省は、2021年度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コースの選考結果を公表した。大学生等コース(第14期派遣留学生)の採用者数は、135校444人。7月18日に壮行会をオンラインにて開催する。
全国学力テスト、2024年度より段階的にオンライン化
文部科学省は2021年7月12日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のオンライン化を検討する有識者会議の最終まとめ案を公表した。まずは、2024年度予定の次回調査を目途に、児童生徒質問紙調査のオンラインによる回答方式の導入を目指す。
教員免許更新制「廃止固めた事実ない」文科大臣
教員免許更新制をめぐる報道について、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年7月13日、「現段階で廃止を固めたという事実はない」と述べた。中央教育審議会の答申を待って方向性を決め、スピード感をもって制度改革を進めていく考えを示した。
情報処理学会、ICT活用指導の新科目について意見書提出
情報処理学会は2021年7月14日、ICT活用指導力を総論的に修得できる科目の新設等について文部科学省に意見書を提出した。プログラミング教育が必修化され、総合的な学習/探究の時間における指導を考慮すると、「プログラミング」を追加することが適切と意見している。
その他
運動部活動の休養日「週2日未満」中学2割、高校6割
運動部活動の休養日はガイドラインで週2日以上設けるよう推奨されているが、中学校2割、高校6割は週2日未満である実態が2021年7月15日、日本スポーツ協会の調査結果から明らかになった。中学校4割、高校7割はガイドラインで規定する活動時間を上回った。