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ライフイズテック「情報I」対応教材、大分県立高17校で採用

 ライフイズテックは2021年6月9日、2021年度より大分県下の約半数の高校にあたる県立高校17校で、高等学校「情報I」対応のEdTech教材「ライフイズテックレッスン Python・AIコース」が採用されたことを発表した。

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大分県立杵築高等学校での授業のようす
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  • ライフイズテックレッスン Python・AIコース
 ライフイズテックは2021年6月9日、2021年度より大分県下の約半数の高校にあたる県立高校17校で、高等学校「情報I」対応のEdTech教材「ライフイズテックレッスン Python・AIコース」が採用されたことを発表した。

 2022年4月より実施される高校の新学習指導要領で、プログラミングやデータ活用等を学ぶ共通必履修科目「情報I」が新設される。さらに、2025年の大学入学共通テストからは「情報」が教科として取り入れられる等、情報教育が広がりをみせている一方で、教える教員の不足や専門性の向上、地域格差等といった課題も多く存在する。

 「ライフイズテックレッスン Python・AIコース」は、情報技術を活用しながら問題の発見・解決に向けて探究する人材の育成を目指したAIプログラミング教材。「情報」の授業に取り入れることで、「情報I」の単元をカバーし、さらにAIを使った課題解決の学習まで段階的に学習を進めることができる。さらに、2022年春に向け、データサイエンス(データ活用)分野のカリキュラムをさらに拡充し、「情報I」の全単元を網羅して学べる教材を目指す。

 大分県立高校17校では、2021年度よりライフイズテックレッスン Python・AIコースを導入。この導入にあたっては、県が予算化し、教材を一括で採用しており、教員の専門性による学習格差や地域や学校間の格差の是正につながることが期待される。
《桑田あや》

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