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オンラインでも出張授業「ふれあい天文学」実施校募集、NAOJ

 国立天文台は、天文学者が全国の小中学校で出張授業を行う「ふれあい天文学」の2021年度実施校を募集している。対象は国内外の小学校(4年生以上)と中学校。学校ごとに、従来の講師を派遣する訪問授業とオンライン授業のいずれかで実施する。申込締切は2021年5月31日。

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国立天文台「ふれあい天文学」
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 国立天文台(NAOJ)は、天文学者が全国の小中学校で出張授業を行う「ふれあい天文学」の2021年度実施校を募集している。対象は国内外の小学校(4年生以上)と中学校。学校ごとに、従来の講師を派遣する訪問授業とオンライン授業のいずれかで実施する。申込締切は2021年5月31日。

 「ふれあい天文学」は、国立天文台の天文学者が全国各地の小中学校で授業を行う取組み。例年40名を超える天文学者が講師となり、太陽や月、星の誕生の仕組み、ブラックホールの不思議、太陽系を旅する宇宙旅行等、天文学の授業を届ける。2020年は聾学校や特別支援学校、夜間中学、海外の日本人学校等でも授業を実施。2010年度のスタート以降、2020年度までに授業を受けた児童・生徒は約780校7万2,960人にのぼる。

 対象は、小学校(4年生以上)と中学校。募集数は60校程度。授業は45分から100分(1~2コマ)程度。実施期間は10月から2022年2月の間で、開催日、開催方法、授業内容は学校と講師が相談のうえ決定する。オンラインの場合は、Zoomでの開催を推奨している。事業は国立天文台天文学振興募金の支援を受けているため、学校側の費用負担はない。

 申込みは、小中学校教員またはそれに準ずる者からのみ受け付ける。Webサイトから所定の申込用紙をダウンロードのうえ、必要事項を記入し、メールで申し込む。締切りは5月31日。実施校の発表は7月下旬に各校に通知する予定。

◆国立天文台出張授業「ふれあい天文学」2021年度実施校募集
実施期間:2021年10月~2022年2月の間で学校と講師と相談のうえ決定
募集対象:国内外の小学校(4年生以上)、中学校
募集数:60校程度
実施方法:講師を派遣する訪問授業もしくはビデオ通話システム(Zoom推奨)
申込方法:所定の申込用紙をダウンロードして必要事項を記入のうえ、メールで申し込む
申込締切:2021年5月31日(月)
《畑山望》

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