Virtual教育ICT Expo 2021 文部科学省は2019年12月に、児童生徒1人1台の情報端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子供たちを誰ひとり取り残すことのない公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させることを目指し「GIGAスクール構想」(GIGAはGlobal and Innovation Gateway for ALLの略)を発表。当初は2023年度までに段階的に行われる予定であった小学生・中学生に1人1台端末の整備は、コロナ禍により前倒しされ、文部科学省が2021年3月17日に発表した速報値によると、2020年度内に全国で97.6%の自治体が2020年度内に納品を完了する見込みとなっている。今後は、高等学校における学習者用端末の整備も急務となっており、また、整備されたICT環境をいかに有効に活用するかが期待されている。