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遠隔授業などでの著作物の送信、補償金制度本格実施に向け説明会

 授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)は、文化庁との共催で、授業目的公衆送信補償金制度の運用に関するオンライン説明会を2021年1月29日にオンラインで開催する。教育委員会や学校法人など教育機関の設置者や関係者が対象。Webサイトにて申込みを受け付けている。

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授業目的公衆送信補償金制度のオンライン説明会
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 授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)は、文化庁との共催で、授業目的公衆送信補償金制度の運用に関するオンライン説明会を2021年1月29日にオンラインで開催する。教育委員会や学校法人など教育機関の設置者や関係者が対象。Webサイトにて申込みを受け付けている。

 授業目的公衆送信補償金制度とは、学校などの授業や予習・復習用に教師が他人の著作物を使って作成した教材を、ネットワークを通じて児童生徒・学生の端末に送信する行為などについて、権利者に補償金を支払えば、権利者の許諾を不要とする制度。2018年5月の著作権法改正により創設され、2020年4月にスタートした。

 以前は、利用のたびに個々の権利者の許諾を得ることが必要であったが、制度創設により、授業に必要な範囲で著作物を円滑に利用できるようになり、教育の質向上につながることが期待される。

 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大という緊急事態によりオンライン授業のニーズが急増したことから、緊急的かつ特例的な措置として補償金は「無償」となっていた。

 SARTRASと文化庁は、2021年4月からの制度本格実施に向けて、授業目的公衆送信補償金制度の運用に関するオンライン説明会を2021年1月29日にオンラインで開催。授業目的公衆送信補償金制度の趣旨・概要、2021年度以降の運用などを紹介する。

 教育委員会や学校法人など教育機関の設置者や関係者が対象。Webサイトにて申込みを受け付けている。申込締切は1月27日正午。

◆授業目的公衆送信補償金制度のオンライン説明会
開催日時:2021年1月29日(金)13:30~15:50(予定)
開催方法:YouTube Liveによるオンライン配信
対象:教育委員会や学校法人など教育機関の設置者や関係者
申込方法:Webサイトの登録フォームにて受け付けている
申込締切:2021年1月27日(水)12:00
※当日の接続方法は、申込後の返信にて登録したメールアドレスに連絡する
《外岡紘代》

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