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AI先生「atama+」中学理科の提供開始、中学生向けは3教科に

 atama plusは、AI先生「atama+」において中学生向けの「理科」の提供を開始した。これまでに提供していた数学、英語とあわせて、中学生向けコンテンツは3教科になる。また、「atama+」導入教室数が、全国の塾・予備校2,000教室を突破したという。

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「atama+」が中学理科の提供を開始
  • 「atama+」が中学理科の提供を開始
  • 「atama+」中学理科では、学年・教科を越えて、本当の「つまずき」を特定する
  • 「atama+」中学理科 学習画面(イメージ)
 atama plusは、AI先生「atama+」において中学生向けの「理科」の提供を開始した。これまでに提供していた数学、英語とあわせて、中学生向けコンテンツは3教科になる。また、「atama+」導入教室数が、全国の塾・予備校2,000教室を突破したという。

 「atama+」は、生徒が「基礎学力を最短で身に付ける」ことを目的とした学習プロダクト。生徒ひとりひとりの得意、苦手、伸び、つまずき、集中状態などのデータを分析し、ひとりひとりにあった「自分専用レッスン」をつくることで学習を効率化する。

 塾業界では、理系教科を教えることができる講師不足が課題となっている。理系教科のコンテンツ拡充について、かねてからatama plusに強い要望があったことから、AI先生「atama+」で中学理科の提供を開始した。これまでに提供していた数学、英語とあわせて、中学生向けコンテンツは3教科になる。

 理科の学習においては、過去に習った単元の理解が不可欠だ。また、それまでに習った算数・数学の理解を求められることがある。たとえば、中学2年の理科で習う「化学変化と質量」を理解するためには、中学1年理科「気体の性質」に加えて、中学1年数学の「比例式」など、教科をまたいだ単元の理解も必要となる。

 atama+では、講義動画や演習問題といった教材の難易度や分量、学習する順番に至るまで、すべてひとりひとりにあわせたカリキュラムをAIが提案。演習問題では、さまざまな角度からの出題を通じて、生徒の理解度を分析する。生徒が問題に取り組むごとに、理解度にあわせたカリキュラムが組み直されるので、効果的な学習が可能となる。
《外岡紘代》

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