MetaMoJiは2020年8月4日、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」にモリサワのUDデジタル教科書体を搭載し、iPad版とWindows版の提供を開始した。Chromebook版は、8月下旬より提供開始予定。全OS共通で同じ書体が表示される環境を実現する。 文部科学省が主導するGIGAスクール構想などの影響から、学校において急速にPCやタブレットの普及が進んでいる。ただ、普及に向けて日本語フォントが大きな課題となっており、PCやタブレット端末上に表示される日本語が学習指導要領に準拠し、読みやすさや教えやすさに配慮することが求められている。 MetaMoJiは長年、日本語の入力・編集環境の強化に取り組んでいる。今回、「MetaMoJi ClassRoom」にモリサワのUDデジタル教科書体を搭載したことで、iPad、Windows、Chromebookが混在する環境でも、同じ書体が表示される環境を実現する。 iPad版とWindows版は8月4日より提供。8月下旬より提供開始を予定しているChromebook版では、Googleアカウントでのシングルサインオン、手書き日本語入力「mazec」を搭載する。 「MetaMoJi ClassRoom」は、GIGAスクールやオンライン授業にも最適なリアルタイム授業支援アプリ。幅広いOSに対応し、複数のOSが混在していても同時に利用可能。リアルタイムな画面共有・転送により、教師が机間巡視を行うことなく、児童生徒の学習状況が把握できる。