ティーファブワークスは2020年7月21日、「Zoom」「Teams」「Meet」などの補助ツールとして「TFabTile(ティーファブタイル)α版」をリリース。オンライン授業での生徒の進度がすぐに確認できる。ユーザー登録やソフトのインストールは不要。 オンラインによる授業や研修会、イベントなどの最中に「生徒がみんなついて来ているか確認したい」「いい作品ができてる生徒がいれば発表してもらいたい」というシチュエーションで利用できる補助ツールが「TFabTile」。 講師は「先生用」にアクセスし、「部屋」を作成後に待機する。生徒は「生徒用」にアクセスし、先生から教わった部屋名と自分の名前を入力し、先生に見せる画面を選択する。しばらく待つと先生のブラウザに、生徒全員のPC画面のスクリーンショットがタイル状に表示されるシンプルなサービス。先生側では、見たい画面をクリックすると、生徒のPC画面が拡大表示される。先生のブラウザ表示をオンライン会議ツールで画面共有すれば、「〇〇君が面白い作品を作ってくれました。〇〇君、この作品の説明をしてください」という流れでオンライン授業を行うことができるという。 また、オフライン授業で「TFabTile」を利用すると、先生が生徒のPC画面をのぞきながら歩かなくて済むため、ソーシャルディスタンスを保つ新型コロナ対策ツールとしても使用できる。「TFabTile(ティーファブタイル)α版」は、ソフトのインストールやユーザー登録は不要で、ブラウザとインターネットさえあれば利用できる。ティーファブワークスでは、今後、広く意見を集めながら機能追加を行い、年内に正式版をリリースする予定。