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遠隔授業Q&A、東大など9校の事例紹介も…文科省

 文部科学省は2020年5月22日、遠隔授業の活用に関するQ&Aと取組事例を大学や高等専門学校などに通知した。Q&Aは「連携外国大学で習得すべき単位数のすべてを遠隔授業で修得可能」など25項目にわたる。

事例 ICT活用
新型コロナウイルス対策としての大学等における遠隔授業の取組
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 文部科学省は2020年5月22日、遠隔授業の活用に関するQ&Aと取組事例を大学や高等専門学校などに通知した。Q&Aは「連携外国大学で習得すべき単位数のすべてを遠隔授業で修得可能」など25項目にわたる。

 文部科学省は、新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年3月24日に「令和2年度(2020年度)における大学等の授業の開始等について」において、学事日程などの取扱いや遠隔授業の活用について通知し、4月21日にQ&Aを示した。今回、Q&Aを更新し、取組事例をまとめた。各大学で検討の際に参考にしてほしいとしている。

 Q&Aは、国際共同学位プログラムや障害のある学生への合理的配慮、遠隔授業の取組事例などについて更新している。国際共同学位プログラムについては、ガイドラインで「国際連携教育課程において、連携外国大学において修得すべき単位数31位単位のうち、遠隔授業により修得できる単位数は、連携する大学ごとに、上限の目安として31単位未満となるように当該教育課程を編成すること」とされており、必ず1単位分は外国で受講することを求めている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりそもそも連携外国大学が所在する外国に行くことができず、当該外国で授業を受けることが困難と認められる場合は、当該連携外国大学において修得すべき単位数のすべてを遠隔授業により修得することを可能とする。

 遠隔授業の取組事例は、東京大学と愛媛大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、早稲田大学、苫小牧高等専門学校、日本体育大学、九州大学の9校について紹介。東京大学では、オンライン授業に関するポータルサイトを3月11日に開設し、講義開始前後のサポートや学生の受講環境への配慮を行ったところ、75%の学生が満足しているという。
《工藤めぐみ》

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