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旺文社、刊行物の利用を許諾…オンライン授業対応

 旺文社は2020年4月23日、緊急事態宣言発令に伴うオンライン授業などへの刊行物利用について発表した。緊急事態宣言発令中の期間(5月6日までを予定)は時限的に、簡易な連絡のみで利用許諾するとしている。

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緊急事態宣言発令に伴うオンライン授業等への弊社刊行物利用について
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 旺文社は2020年4月23日、緊急事態宣言発令に伴うオンライン授業などへの刊行物利用について発表した。緊急事態宣言発令中の期間(5月6日までを予定)は時限的に、簡易な連絡のみで利用許諾するとしている。

 旺文社の刊行物が利用可能となる使い方としては、旺文社刊行物を採用のうえで、「教師と生徒がそれぞれ所持して、通常授業のようにオンライン授業で使用する場合」「刊行物の一部を、メールや校内LANなど生徒のみが閲覧できる環境にて送信・アップする場合」「クラウド型テスト問題作成プログラム『スタディコネクト』にて作成した小テストなどをメールや校内LANなど、生徒のみが閲覧できる環境にて送信・アップする場合」の3つがあげられている。

 利用不可となる使い方は、「授業の範囲を超えた複製または配信」「学校ウェブサイトや動画投稿サイト、各種SNSサイトなどへ、誰でも見られる形でのアップ」「オンライン授業に弊社刊行物のみが映り込み、先生の講義・解説音声だけが流れるような用い方」「授業を担任する者及び授業を受ける者以外の利用者が閲覧できる用い方」の4つ。

 題材となる原著作物の著作権を旺文社で保有していないため、利用不可となる刊行物は、「過去の入試問題や検定試験問題を使用している参考書・問題集」「現代文」「英語長文」「刊行物内の写真、史料、資料」など。

 利用希望者は注意事項を確認のうえ、旺文社Webサイト内の専用フォームにて必要事項を記入し、連絡すること。学校・大学など公共教育機関での利用のみで、個人へ個別に旺文社より利用許諾することはない。

 「スタディコネクト」対応書籍を採用中で「スタディコネクト」を申し込んでいない場合は、問合せフォームより問い合わせること。音声利用を希望する場合は、クラウド型テスト問題作成プログラム「スタディコネクト」、英単語学習アプリ「ターゲットの友」、リスニングアプリ「英語の友」も活用することを推奨している。
《桑田あや》

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