調整授業時数制度に新たな仕組み、ユネスコ世界ジオパークに「Mine秋吉台」認定へ… 文科相9/9会見
文部科学省のあべ俊子大臣は、2025年9月9日の記者会見で、「ユネスコ世界ジオパーク」に山口県の「Mine秋吉台」が認定勧告を受けたことを発表した。「調整授業時数制度」の導入に向けては、2026年度から新たな仕組みの創設を検討していると明らかにした。
花火の科学を学ぶ体験型出張授業…実施校募集
グリーン・パイロラントは、中学・高校・大学や学習塾などを対象に、自社商品「花火の原理がわかる手持ち花火I 色火剤」を活用した体験型の出張授業を実施している。授業料は無料。申込みから2週間先以降で開催日を設定できる。
国際医療福祉大×東福岡高校、医療・福祉分野で高大連携
国際医療福祉大学(栃木県)と東福岡高等学校(福岡県)は2025年9月4日、同大の大川キャンパスにて高大連携協定の締結式を行った。医療・福祉分野の出前講義や大学施設を利用した実習などを実施し、国際的な視野と高度な専門性を備えた人材の育成を目指す。
中学生のスピーキング力向上へ「AI英会話サービス」実証実験…イーオン
英会話教室を運営するイーオンは、2025年9月中旬に中学生用AI英会話学習サービス「ララランゲージ」の実証実験を私立中学校の協力のもと実施する。サービスは中学生の英語教育の課題である「スピーキング力」を向上させることを目的としている。
長崎県、2027年度の教員採用…第1次試験は5/10
長崎県教育委員会は2025年9月8日、2026年度に実施する2027年度長崎県公立学校教員採用選考試験の日程を公表した。第1次試験は2026年5月10日、第2次試験は6月25日から7月7日に実施。2025年度実施の教員採用試験に続き、2026年度も全国的に早い日程で実施される。
桐蔭横浜大ら、学生を多面的に評価できる「VUE」共同開発
桐蔭横浜大学は、東京家政学院大学と京都文教大学、日本文理大学、ワークスアイディと共同で、学生の学びと成長を多面的に評価するシステム「VUE(Value & Understanding Evaluation)」を開発。2025年9月11日~13日に実施する大学連携越境学習プログラムでトライアル運用を開始する。
次期指導要領素案、授業時数を学校裁量で調整できる新制度創設
文部科学省は2025年9月5日、教育課程企画特別部会の第12回会議を開き、次期学習指導要領に向けて論点を整理した素案を公表した。新たに学校ごとに授業時数を一定の範囲で調整できる「調整授業時数制度」の創設を盛り込んでいる。
福岡市、教員採用1次は7/12…1か月後ろ倒し福岡県と同日程
福岡市教育委員会は2025年9月8日、2027年度(令和9年度)福岡市立学校教員採用候補者選考試験について、第1次試験の日程を発表した。すでに発表している福岡県と同じく、第1次試験は前年度より1か月ほど後ろ倒しした2026年7月12日に実施される。
新潟県、教員採用「秋選考」小学校教諭など追加募集
新潟県教育委員会は2025年9月8日、2025年度(令和7年度)実施新潟県公立学校教員採用選考検査「秋選考」(追加募集)の実施要項を公表した。募集枠は小学校、特別支援学校、中学校(国語・数学・英語・音楽・家庭・技術)、高等学校(工業・商業)。検査日は11月15日と16日。出願は10月1日から21日まで受け付ける。
教職員97%定時退勤できず、深刻な実態明らかに…全教調べ
全日本教職員組合(全教)は2025年9月8日、教職員の「時間外労働に関するアンケート」結果について記者会見を行った。調査の結果、教職員の94%が勤務時間開始前に何らかの業務を行い、97%が定時に帰れず校内で何らかの業務を行っているなど、全体的に非常に深刻な実態が明らかになった。
新機能「AIタイピング」β版提供開始…スタディポケット
スタディポケットは、学校向け生成AIサービス「スタディポケット」において、新機能「AIタイピング」のベータ版を2025年9月8日から順次提供を開始する。新規ユーザーだけでなく、すでに契約済みのユーザーも追加費用なしで利用できる。
桐蔭横浜大と富士市立高校、高大連携協定を締結
桐蔭横浜大学と富士市立高等学校は2025年8月27日に高大連携協定を締結した。連携協定に基づき、大学から高校への講師派遣や大学の講座への生徒受け入れ、教育活動支援、情報交換、高校生の円滑な進学の支援などを予定している。
探究学習「テーマ決めが難しい」高校生の本音…現場から見える課題とは
スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は、2025年7月25日から7月29日にかけて、学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の高校生を対象に「探究学習に関するアンケート」を実施し、1,168名から回答を得た。
国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」11月に実施…参加校募集
情報オリンピック日本委員会は2025年11月17日から29日の期間、小中高生向け国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2025」を実施する。対象は小学3年生から高校3年生。期間中であれば参加校が自由に日時を指定でき、各校がPCを使って参加する。参加無料。申込締切は11月10日。
日本語教育の基本方針改訂、一家に1枚「自然と生きる列島」に…文科相9/5会見
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年9月5日、記者会見を行い、「日本語教育の推進に関する基本的な方針」の改定や、学習資料「一家に1枚」の2026年度テーマが決定したことについて説明した。在留外国人が増加している状況の中、日本語教育機関認定制度の創設などを含んだ改訂を行った。
岐阜県、2027年度採用の教員採用試験…1次選考6/13
岐阜県教育委員会は2025年8月28日、2027年度採用(2026年度実施)岐阜県公立学校教員採用選考の日程を発表した。第1次選考試験は2027年6月13日、第2次選考試験は7月中旬から下旬、最終合格者の発表は8月下旬の予定。

