
茨城県、2025年に教員採用改革…エン・ジャパン
エン・ジャパンは2025年2月、茨城県において「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を開始する。茨城県はこのプロジェクトを通じて、多様な人材を教育現場に呼び込み、教育の質向上を目指す。エン・ジャパンの協力により、教員採用の新たな枠組みが導入される。

iPadで使える教師手帳、2025年度版が販売開始
ICTeacherは2024年12月20日午後5時から、iPadを教師手帳として使用できるPDFテンプレート「Digital Teacher's Planner(デジタルティーチャーズプランナー)」の2025年度版を販売開始する。教師の業務効率化を目指したデジタル手帳で、2025年1月から2026年4月までの期間をカバーする。

岡山県の学習動画サイト「まなびとサーチ」
岡山県教育委員会が提供する学習動画コンテンツサイト「おかやま まなびとサーチ」が2024年10月、2年連続でアクティブユーザー数10万人を超えた。岡山県内の小・中学生向けに無料で提供され、ログイン不要で誰でも視聴可能。現在400本以上のコンテンツがそろっており、今後も新しい動画が追加される予定だ。

明治図書2024年ベストセラー、教育関係書籍が多数ランクイン
明治図書出版は、2024年の年間ベストセラーランキングを発表した。教育関係者に向けた書籍が多くランクインし、教育の最新動向を捉えた内容が注目されている。ランキングには、教員必須の時事ワードをまとめた書籍や、特別支援教育における学習評価の文例集などがランクインした。

ルクミーフォトで写真管理が簡単に、ICTが生み出す時間のゆとりPR
ICTの普及が進む今、保育の現場でもICT活用が進んでいる。保育園・幼稚園・こども園向けのフォトサービス「ルクミーフォト」を導入している小学館アカデミー飯田橋ガーデン保育園 園長の平林友梨氏、主任の佐藤美紀氏に、その活用方法などを聞いた。

高校の授業・進路指導を支援「旺文社パスナビ for School」開設
旺文社は2024年12月12日、新たに学校向けポータルサイト「旺文社 パスナビ for School」をオープンした。このサイトはおもに高等学校で活用できるコンテンツを提供し、授業や定期テスト、大学入試対策、進路・進学やキャリア教育といった幅広い分野をサポートする。無料会員登録でさらに便利にサイトを活用できる。

体育館の空調95%目標、今年の漢字…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年12月9日~12月13日)公開された記事には、学校体育館の空調整備95%目標、ベネッセとサイバーエージェントAIクリエイティブセンター設立、2024年の漢字は「金」などのニュースがあった。また、12月18日以降に開催されるイベントを6件紹介する。

生成AIは第三の存在…活用で見えた「教師だから担えること」PR
東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹先生はEDIX東京2024において、「教育現場で実際に生成AIと触れ合う子供たちの反応を知ってもらい、生成AIが教育にもたらす可能性について考え、その活用に取り組んでいくきっかけとなってほしい」という考えのもと、公開授業を行った。

駿台、ICT学習支援ツール「モモスタ」提供
駿台グループの駿台教育センターは2024年12月11日、中学生・高校生の学習をサポートするICT教材「モモスタ」を全国の中学校・高等学校・自治体に向けて販売を開始すると発表した。サービスの提供は2025年4月から順次開始される予定。

増進堂・受験研究社、新協会設立で学び支援強化
増進堂・受験研究社は2024年12月12日、「学びのBOOK FUND協会」を設立すると発表した。同協会は、経済的理由や地理的理由、災害などの影響を受ける子供たちに質の高い学びの機会を提供することを目的としている。これにより、すべての子供たちが自らの可能性を最大限に発揮できる社会の実現を目指す。

コドモン「手遊び」動画55本公開、保育者のスキル向上へ
コドモンは、全国の保育施設や乳幼児教育に関わる保育者を対象に、「手遊び」動画55本を制作したことを発表した。これらの動画は、コドモンが運営するオンライン研修サービス「コドモンカレッジ」が、鎌倉女子大学と連携し、同大学児童学部の浅井拓久也准教授とゼミ生15人によって制作された。

埼玉医科大学と星野学園、中高大連携協定を締結
埼玉医科大学(埼玉県入間郡)と星野学園中学校・星野高等学校(埼玉県川越市)は2024年12月4日、中高大連携協定を締結した。大学と中学・高等学校の連携協力を通じて、中学生および高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めることを目的としている。

いじめ・人権問題に向き合う「Changers」無料教材
「いじめや人権、話し合おう、変えていこう。Changers(チェンジャーズ)」は、授業づくりの専門家と各界のクリエイターが共同で開発した無料教材プロジェクトである。このほど、同プロジェクトが提供する教材の累計ダウンロード数が2万4,050件に達し、多くの教育現場での活用が進んでいることが明らかになった。集計期間は2022年4月1日から2024年10月31日まで。

ベネッセ校務クラウド開始、理科成績低下…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年12月2日~12月6日)公開された記事には、高校向け「ベネッセ校務クラウド」2025年4月提供開始、大学撤退を支援・設置認可の厳格化、日本の小中学生の理科成績低下などのニュースがあった。また、12月9日以降に開催されるイベントを8件紹介する。

高校向け「ベネッセ校務クラウド」2025年4月提供開始
ベネッセコーポレーションは2025年4月より、高等学校(中高一貫校を含む)向けにフルクラウド型の校務支援システム「ベネッセ校務クラウド」の提供を開始する。これは、進研模試などのベネッセの各種サービスとデータ連携し、校務DX推進を支援するもの。生徒1人あたり年額3,960円(税込)。

STEAM型次世代育成プログラム、DNPと東大が開発
大日本印刷(DNP)は、東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(東大生研ONG)の指導のもと、高校生と社会人が共に学び合う「STEAM型次世代育成プログラム」の基本モデルを開発した。このプログラムは、高校生が社会で働く際に必要な「自ら問いを立てるスキル」を習得するための授業カリキュラムを、企業の社員と共に設計・運営するものである。学生のSTEAM型探究学習と社員の人材育成を同時に実現し、「Society 5.0」に不可欠な人材の創出を目指す。