教育業界ニュース
TACは2023年3月、全国9つのエリアにあるTAC各校舎において、教員採用試験を受験する人に向けた試験対策講座「県別対策(全5回)」の初回講義を無料公開する。定員になり次第、受付終了。
先週(2023年2月20日~24日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。スクールロイヤー充実に役立つ手引きや調査結果等を公表、文科省が経団連へ中高の就業体験の協力依頼等のニュースがあった。また、3月5日以降に開催されるイベントを11件紹介する。
関西・法政・明治大学の3大学は2023年3月4日、トップ対談シンポジウム「ポストコロナの高等教育を見直す一助へ」を開催。3大学の総長・学長がポストコロナの高等教育のあるべき姿を語り合い、議論を深める。会場は関西大学千里山キャンパス。YouTubeライブ配信あり。
静岡県商業教育研究会と名古屋商科大学は、2023年2月16日に高大連携に関する協定を締結した。これにより、双方が有する教育資源等を相互活用し、地域社会の発展と人材の育成に貢献していく。
大阪成蹊大学は2023年5月より、日本や世界を取り巻く重要な課題への理解を深める全8回の公開講座「未来展望セミナー2023」を開催する。会場またはオンライン。受講料全8回5万円(税込)。申込締切3月31日。
文部科学省は2023年2月17日、2022年度(令和4年度)補正予算「医学部等教育・働き方改革支援事業」の選定結果を発表した。医学部、歯学部、附属病院を置く88の国公私立大学から155件の申請があり、審査を経て東京大学や東京医科歯科大学等、61大学70件の事業が選定された。
文京学院大学と香川栄養学園 女子栄養大学は2023年2月17日、新たな大学教育・研究のモデルケースを構築することを目的に包括連携協定を締結した。調印式では栄養学とのコラボで新たな分野に挑む両大学の学長が今後の具体的な取組み等について対談を行った。
東京薬科大学と東京都立南平高等学校は2023年2月17日、高大連携協定の締結を発表した。薬学・生命科学分野の理解を深め、進路を広げる教育連携を目指すとしている。
文部科学省は2023年2月17日、2023年度の「大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ推進委託事業」の公募について発表した。高等教育局長が認可した日本法人に委託する。採択予定数は1件。参加表明書の提出は2月28日まで。
文部科学省は2023年2月17日、「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」の公募を開始した。国公私立大学を対象に、研究力を生かして社会課題解決や新産業創出等のイノベーション創出に貢献する施設等を募集する。
同志社大学と上智大学は2023年3月8日、シンポジウム「海外先進事例に学ぶ私立大学のダイバーシティ推進モデル」を開催する。同志社大学・今出川キャンパスとオンラインのハイブリッド開催。参加費無料。会場参加の申込締切2月28日。
金沢工業大学は2023年3月7日、高校生・大学生・教育関係者・企業・自治体を対象に、これまでの教育DXの取組みを紹介する「教育DXシンポジウム2022」を開催する。会場は、金沢工業大学 扇が丘キャンパス26号館 Challenge Lab。Zoomウェビナー同時配信あり。申込締切3月1日。
先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2023年2月20日、Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~第110回の配信を公開した。千代田区立九段中等教育学校の須藤祥代先生をゲストに迎え、情報科の授業実践や工夫に迫る。
東京23区の大学定員を抑制する規制について政府は2023年2月16日、デジタル分野の学部・学科に限り例外措置とする内容を取りまとめた。これを受け、小池百合子都知事は高度なデジタル人材に限定することは不十分として「早期撤廃を引き続き強く国に求める」とコメントした。
横浜市は2023年度実施の公立学校教員採用試験において、教員不足が深刻な小学校区分で、大学が推薦する3年生を対象に特別選考を実施する。最終内定は4年次(2024年4月)決定。また元正規教員は一次試験を免除する特別選考を行う等、新たな取組みで教員確保を図る。
岡山大学は2023年2月24日、教育関係者、教育DXに取り組む企業、ICT企業、高校生、大学生、一般を対象に「教育・データサイエンス学位プログラム」のキックオフシンポジウムを開催。開催は会場(岡山大学共育共創コモンズ)とオンライン(Zoomウェビナー)。参加費無料。