教育業界ニュース
2021年度の大学入試結果を振り返り、関西・私立大学の受験者数や実質倍率や入学辞退率を紹介する。近畿大学は志願者数が13万5,979人にのぼり、8年連続で全国1位となった。
高校生が志願したい大学の1位は、関東が早稲田大学、東海が名城大学、関西が関西大学であることが、リクルート進学総研が実施した進学ブランド力調査の結果から明らかになった。名城大学は5年連続、関西大学は14年連続の1位となっている。
毎日新聞出版は2021年7月13日、「海外名門大合格実績」等を掲載したサンデー毎日(7月25日号)を発売した。広尾学園や都立国際等、全国87進学校の海外名門大合格実績を紹介している。
旺文社教育情報センターは2021年7月12日、「2022年 国公立大入試日程決定!」をWebサイトに掲載した。国立大学協会と公立大学協会が公表した実施要領改訂版を踏まえ、改訂後の日程やポイント、注意点等を解説している。
ヤフーが提供する事業者向けデータソリューションサービスは2021年7月14日、ヤフーの行動ビッグデータを分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」において、教育分野でのビッグデータ活用をサポートする新プラン「DS.INSIGHT for Academy」の提供を開始した。
文部科学省は、2021年度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コースの選考結果を公表した。大学生等コース(第14期派遣留学生)の採用者数は、135校444人。7月18日に壮行会をオンラインにて開催する。
キリロムグループは2021年8月9日から11日の3日間、「キリロムグローバルフォーラム2021夏」をオンライン開催する。150人以上の登壇者が参加し、6つのテーマで50のセッションを開催。参加はチケット制で、定員は一般1,000名、プレミアム500名。
新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年7月12日からの週に新たに19大学が接種を開始すると発表した。千葉大学や北海道大学等が接種を開始し、自校の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。
旺文社教育情報センターは2021年7月12日、2021年一般入試で英語の外部検定(外検)を利用した大学に対し、実際に受験生が利用した外検を調査した結果を発表。外検を利用した受験生の92.2%が「英検」を利用していたことが明らかになった。
大学入試センターは2021年7月9日、令和4年度(2022年度)大学入学共通テストの「受験案内」と「受験上の配慮案内」をWebサイトに掲載した。受験案内は、9月1日より個人および学校等単位に配付する。
国立大学協会は2021年7月5日、2022年度(令和4年度)国立大学入学者選抜実施要領の改訂について公表した。文部科学省が発表した2022年度大学入学者選抜実施要項を受け、一般選抜の出願期間を2022年2月4日までに延長。前期日程と後期日程の追試験を設定している。
文部科学省は2021年7月8日、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」実施機関の取組概要を公表した。大学や高等専門学校におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するポストコロナ時代の仕組みや手法について、54の取組概要を紹介している。
文部科学省の「大学入試のあり方に関する検討会議」は2021年7月8日、大学入学共通テストの枠組みでの英語民間検定試験と記述式問題の導入は困難とする提言を取りまとめ、萩生田光一大臣に手渡した。大学入試改革の好事例にインセンティブ付与を検討すべきと提言している。
文部科学省は2021年7月2日、2021年度(令和3年度)前期の大学等における授業の実施方針等に関する調査結果を公表した。2021年度前期授業について、半分以上対面授業を実施する予定と回答した大学等は約97.4%。
文部科学省は2021年7月2日、大学や高等専門学校等に向けて新型コロナワクチンの間違い等の事案が発生した場合の対応について周知した。重大な健康被害につながる恐れのある間違いが発生した場合等の対応方法をまとめている。
先週(2021年6月28日~7月2日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。「授業時数特例校制度」創設や大学の学部新設等のニュースがあった。