教育業界ニュース
文部科学省は2021年6月15日、大学や高等専門学校、教育委員会等に向けて、国内外でワクチン接種が進捗しつつあること等を踏まえて、大学間交流協定等に基づく1年間の海外留学プログラムについて、学生の安全確保に万全を期することを前提に再開すると通知した。
新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年6月14日までに161大学から相談があり、このうち東北大学や慶應義塾大学、近畿大学等8大学が6月21日から接種開始の目途がついていると発表した。
厚生労働省は、働く人の安全と健康について、初めて学ぶ人に向けた視聴覚教材(漫画教材)を作成し、Webサイトで公開している。業種共通教材1種類と業種・作業・危険有害要因教材17種類を、14言語(一部11言語)で見ることができる。
東京都教育委員会は2021年6月15日、2021年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2022年度採用)の応募状況を発表した。応募者数は、前年度より1,120人減り、過去12年でもっとも少ない1万226人。応募倍率は、前年度と同じ3.9倍であった。
文部科学省は2021年6月11日、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、全国の学校設置者に変更内容を通知するとともに、あらためて基本的対処方針等に基づき感染症対策を徹底するよう要請した。
学習院大学初の大学発ベンチャーであるRabbitは2021年6月14日、パソコン資格「MOS Word365&2019対策オンライン講座」の企業・教育機関への無償提供を開始した。申込みはWebサイトにて受け付けている。
大学の人員・施設等を活用した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、萩生田光一文部科学大臣は2021年6月11日、97大学から申請の相談があり、そのうち32大学が接種の申請を行ったことを明らかにした。
科学技術振興機構(JST)は2021年6月11日、「次世代研究者挑戦的研究プログラム」における2021年度事業統括、および事業統括が策定する「博士後期課程学生支援プロジェクト」の募集を開始した。申請主体および事業実施機関は、日本国内の国公私立大学。
東京大学は、2021年3月30日に開催した「赤門オンライン見学会」の録画動画をYouTubeと東大TVで配信している。東京大学工学部建築学科の教員が解説をし、通常見ることができない屋根裏等をオンラインで見学できる。
インヴェンティットは2021年6月から8月にかけて、学校関係者向けセミナー「今こそ持ち帰り学習を実現する!MDMとフィルタリングで安心のリモート学習を」をオンラインで開催する。参加費は無料。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
東京大学数理・情報教育研究センター(以下、MIセンター)は2021年6月8日、数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム(以下、モデルカリキュラム)に準拠した教材を、国内すべての大学・高等専門学校等に向けて無償公開を開始した。
桐原書店は2021年6月8日、プレイスクエアが開発した英語能力診断オンラインテスト「English Level Test」を、大学や高等学校に向けて販売開始することを発表。特に、多くの大学で実施されている英語プレイスメントテストとしての使用を提案していくという。
世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下「QS」)は2021年6月9日、世界大学ランキング2022を発表した。日本の大学は48%が前年より順位を下げた。
慶應義塾大学と近畿大学は2021年6月7日、学生・教職員等を対象とした新型コロナウイルスワクチンの職域接種に協力する方針を決定したと発表した。他にも、大阪大学や大阪府立大学、大阪市立大学、広島大学でもワクチン接種を行うという。
国際基督教大学(ICU)は2021年6月7日、日本の高等教育機関としては初めてのデジタル学修歴証明書として、夏期日本語教育(サマーコース)の修了証明書のデジタル化を実現したことを発表。コース修了生は修了証明書の送付にデジタル証明書の利用が可能となる。
大学におけるワクチン接種の取組みを支援するため、文部科学省は2021年6月4日、省内に「大学等ワクチン接種加速化検討チーム」を設置した。大学等の教職員・学生へのワクチン接種を加速化させるため、約40人体制でチームを組んで進めていく。