
【相談対応Q&A】学校と家庭の役割分担を明確にしてほしい
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第208回のテーマは「学校と家庭の役割分担をはっきりと示してほしい」。

教育研究員による部会別研究発表会1-2月…東京都
東京都教育委員会は2025年1月から2月にかけて、2024年度(令和6年度)教育研究員部会別発表会を開催する。193人の教育研究員が共通の研究テーマに基づき、幼稚園、小学校、中学校、高校などの各教科の部会で進めてきた研究成果を発表する。申込みは各開催日の2週間前まで。

神奈川県の教員採用「秋期試験」合格者55人、最終倍率4.9倍
神奈川県教育委員会は2024年12月12日、2024年度(令和6年度)実施神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験「秋期試験」の合格者を発表した。1次合格者133人のうち、123人が2次試験を受験し55人が合格。小学校を対象に新設した秋期試験の最終倍率は4.9倍となった。

生成AIは第三の存在…活用で見えた「教師だから担えること」PR
東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹先生はEDIX東京2024において、「教育現場で実際に生成AIと触れ合う子供たちの反応を知ってもらい、生成AIが教育にもたらす可能性について考え、その活用に取り組んでいくきっかけとなってほしい」という考えのもと、公開授業を行った。

京都市教員採用、2026年度の試験日程発表…1次筆記6/14
京都市教育委員会は2024年12月12日、2026年度(令和8年度)京都市立学校教員採用選考試験の試験日程を発表した。1次試験は2025年6月14日に筆記試験など、6月15日・21日・22日に個人面接などを実施。要項の発表は3月上旬ごろの予定。

駿台、ICT学習支援ツール「モモスタ」提供
駿台グループの駿台教育センターは2024年12月11日、中学生・高校生の学習をサポートするICT教材「モモスタ」を全国の中学校・高等学校・自治体に向けて販売を開始すると発表した。サービスの提供は2025年4月から順次開始される予定。

教育用コンピュータ、2028年度2,390万台へ
シード・プランニングが2024年12月12日に発表した「教育DXに関する調査」によると、教育用コンピュータの総台数は、2019年度の373万台から2024年度には1,750万台、2028年度には2,390万台に達すると予測されている。

千葉県、特別支援アドバイザー20名募集
千葉県教育委員会は、特別支援アドバイザーとして、公立幼稚園、小・中学校、義務教育学校、高等学校および幼保連携型認定こども園において、発達障害を含む障害のある幼児児童生徒の教育的ニーズに応じた指導・支援のあり方について、教職員、特別支援教育支援員、ボランティアなどに対し、助言・援助を行う人を募集している。採用予定者数は20名程度。

教職調整額10%以上の引上げを提言、自民党の特命委
自民党の「令和の教育人材確保に関する特命委員会」は2024年12月10日、教職調整額10%以上の引上げを求める緊急決議を石破茂首相に手渡した。残業時間縮減などの条件を付けることなく、2025年度から確実に実施するよう要望した。

教員の時間外労働、1日4時間以上が半減…日教組調査
教員の95.5%が平日に時間外労働をしているものの、1日4時間以上の時間外勤務がある教員の割合は15.3%と、1年前の31.3%から比べて半減したことが、2024年11月29日に日本教職員組合が発表した「学校現場の働き方改革に関する意識調査」で明らかとなった。

工業高校による教育ICTの新たな試み…iTeachers TV
iTeachers TVは2024年11月から12月にかけて、千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による教育ICT実践プレゼンテーション「よく見ろ。これが市川工業高校だ ~REBEL 工業高校~」を公開した。iPadの導入で急速に進展する校内のデジタル化や、工業高校=ものづくりだけでない市川工業高校の「REBEL」について紹介する。

生徒が語るiPad活用、ノート術学ぶイベント12/18
LoiLoは2024年12月18日に「生徒が語る iPad&ロイロのノートテイキング術」をオンラインで開催する。立命館守山中学校・高等学校の村田千弥先生と生徒たちをゲストに迎え、iPadとロイロノート・スクールを活用したノート整理術を紹介する。生徒たちが数年かけて編み出したという効率的なデジタルノート整理術を学ぶことができる。iPadを持っていなくても参加可能だ。

行動の記録評価「明快な評価ができていない」教員96%
全国の小中学校で指導要録や通知表に記載される「行動の記録」について、全国の小~高校年齢の児童生徒が通う一条校に勤務する教職員を対象に調査した結果、「明快な評価ができていない」の回答が96%にのぼることが、School Voice Projectが2024年12月10日に発表した調査結果より明らかになった。

学校体育館の空調整備、95%目標へ…文科相12/10会見
2024年12月10日、文部科学省で行われた記者会見において、あべ文部科学大臣は、学校体育館の空調整備促進や大学入学共通テストの出願者数増加について説明した。学校体育館の空調整備は、災害時の避難機能強化を目的に、2035年度までに95%の整備を目指す。一方、大学入学共通テストの出願者数は7年ぶりに増加し、現役生の出願割合も過去最高を記録した。

真のウェルビーイング探求…研究助成の募集
日本生命財団は、「真のウェルビーイング」をテーマにした2025年度の実践的研究助成の募集を開始した。応募期間は2024年11月25日から2025年2月25日までで、2年助成と1年助成の2種類が用意されている。研究者や実践家を対象に、最大400万円の助成金が提供される。

北海道・札幌市の教員採用前倒し選考、志願者増加
北海道教育委員会と札幌市教育委員会は2024年12月9日、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考のための特別検査(教養検査)の志願者数を公表した。北海道採用は前年度比170人増の933人、札幌市採用は前年度比96人増の506人といずれも増加した。