
生成AI活用プロンプト集、学習指導要領改訂へ…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年12月23日~12月27日)公開された記事には、専門家が語るマインクラフトの教育的効果、学習指導要領の改訂へ、教員採用試験の倍率は過去最低3.2倍などのニュースがあった。また、1月7日以降に開催されるイベントを5件紹介する。

【相談対応Q&A】通知表がわかりにくい
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第210回のテーマは「通知表がわかりにくい」。

学校の突然死ゼロへ…救命教育推進フォーラム2/7
日本AED財団などは2025年2月7日、三重大学教育学部附属小学校において、学校での突然死を防ぐための救命教育推進フォーラムを開催する。フォーラムでは、教諭による救命教育の公開授業や、医療・救急関係者、教育関係者、保護者らによるシンポジウムが行われ、学校での突然死ゼロを目指す取組みを探求する。

東京都教委×東京女子体育大、連携協定を締結
東京都教育委員会と学校法人藤村学園の東京女子体育大学・東京女子体育短期大学は2024年12月19日、連携協力に関する協定を締結した。協定の目的は、藤村学園の体育・スポーツ分野における専門的な教育力と研究力を活用し、東京都内の公立中学校の部活動の地域連携・地域移行を支援することにある。

鳥取県教員採用、2026年度実施日程公表…1次試験6/7
鳥取県は2024年12月26日、2025年度実施予定の2026年度教員採用試験の日程と試験内容の概要を公表した。おもな変更点として、新たに一般選考の英語に関する資格の加点制度に「TOEIC Bridge」を追加。第1次選考試験は2025年6月7日に実施する。

茨城県の教員選考…外部試験による選考枠を新設
茨城県教育委員会は2024年12月25日、2026年度(令和8年度)採用のための公立学校教員選考試験の日程を発表した。出願期間は2025年2月25日から3月24日。第1次試験は5月11日。試験会場は水戸、東京、仙台、名古屋、大阪、福岡の6都市。さらに、外部試験(SPI3)による選考枠が新設される。

川崎市の教員採用、初の「冬期選考」出願受付開始
川崎市教育委員会は2024年12月26日、2024年度(令和6年度)実施の川崎市立学校教員採用候補者選考試験(冬期選考)と川崎市立学校育児休業代替任期付教員採用候補者選考について受験案内を公表し、出願受付を開始した。受付締切は、冬期選考が2025年1月19日、育休代替任期付教員選考が1月26日。

全国722自治体で「給食無償化」文科省が課題整理
文部科学省は2024年12月27日、「給食無償化」に関する課題の整理について発表した。全国の自治体における給食無償化の取組実態や成果・課題を調査し、1年以内にその結果を公表する予定である。これにより、小中学校の給食実施状況の違いや法制面等の課題を整理し、具体的な方策を検討する。

大阪市、2026年度教員採用試験日程を発表
大阪市教育委員会は2024年12月25日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト(2025年度実施)の選考実施日程と特別選考内容の変更を発表した。受験者の負担軽減を目的に、大学(大学院)・教職大学院推薦特別選考の選考内容を一部変更する。詳細は2025年2月下旬ごろに公表予定の受験案内で確認できる。

教採の大学推薦制度、応募175人に増加…神奈川県
神奈川県教育委員会は、2026年度採用(2025年2月実施)神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験の大学推薦制度における申込受付を2024年11月18日から12月12日まで行い、応募者数が175人に達したと発表した。これは前回の165人から10人の増加となる。対象者を大学3年生等とし、試験の実施時期を早期化したことが影響しているとみられる。

教員採用試験、倍率は過去最低3.2倍…東京都1.9倍
文部科学省は2024年12月26日、2024年度の公立学校教員採用選考試験の実施状況を発表した。全国の都道府県および指定都市教育委員会が実施した同試験の競争率は、過去最低の3.2倍となり、前年度の3.4倍から低下した。採用者総数は3万6,421人で、前年度に比べて440人増加した一方、受験者総数は11万5,619人で、5,344人減少した。

生成AIの学校活用ガイドライン、文科省が改訂
文部科学省は2024年12月26日、生成AIの学校現場での利活用に関するガイドラインを改訂し、「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」として公表した。今回の改訂は、生成AIの急速な普及と技術の進展を受け、教育現場での適切な活用を促進するための指針を示すものである。

公立小中学校の教育課程調査、授業時数が減少傾向
文部科学省は2024年12月25日、「令和6年度公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査」の結果を発表した。調査は全国の公立小・中学校を対象に実施され、標準授業時数を大幅に上回る教育課程を編成している学校の割合が減少していることが明らかになった。文…

専門家が語るマインクラフトの教育的効果、学びを広げるための大人の役割PR
ゲームを教育に活用することが注目されている。マイクラ教育の第一人者であるタツナミシュウイチ氏、広島大学の池尻良平准教授、日本マイクロソフトの青木智寛氏を招き、マインクラフトの教育的効果や、今後の展望などについて聞いた。

学習指導要領の改訂へ、中教審に諮問
文部科学大臣は2024年12月25日、学習指導要領の改訂について中央教育審議会に諮問した。少子化・高齢化、生成AIなどのデジタル技術の発展を背景に、教育課程の見直しが求められている。

個人探究「マイプロ」とは…iTeachers TV
iTeachers TVは2024年12月、東京都世田谷区のオルタナティブスクール「ヒロック初等部」校長の蓑手章吾先生による教育ICT実践プレゼンテーション「『マイプロ』とは?!」を公開した。同校で実践される探究学習の時間「マイプロジェクト(マイプロ)」について紹介する。