奈良県は2025年5月30日、2026年度(令和8年度)教員採用試験の出願状況を発表した。2026年度は、採用予定者数383人程度に対し、出願者は1,689人。大学3年次選考には104人が志願している。
2026年度奈良県・大和高田市・県立大付属高公立学校教員採用候補者選考試験は、4月25日から出願を受け付け、5月19日午後5時に締め切った。出願者数は前年度より129人少ない1,689人。採用予定者数383人程度に対する出願倍率は4.4倍で、前年度より0.6ポイント減少した。
校種別の出願倍率は、小学校(3.8倍)、中学校(4.8倍)、高等学校(4.8倍)、特別支援学校(2.8倍)、養護教諭(11.3倍)、栄養教諭(5.5倍)で、前年度と比べ0.2~1.5ポイント低下した。一方、実習助手は前年度比0.4ポイント増の9.7倍となった。
年齢別(2026年4月1日現在の年齢)の出願者数の割合は、22~25歳の44.3%がもっとも多く、ついで26~30歳21.6%、31~35歳10.8%、36~40歳8.7%が続いた。
このほか、大学3年次選考には、小学校に97人・特別支援学校に7人の計104人が出願している。
今後、1次試験の筆記試験が6月14日に、実技試験が6月15日に行われる。結果発表は7月9日。社会人選考および大学院選考、3年次選考(2025年度2次試験合格者)の面接は6月14日・15日のうち指定された1日で実施される。
2次試験は、集団面接(討議)が7月19日・20日、個人面接が8月7日~10日、12日~15日。いずれか指定された1日で実施し、最終結果を9月5日に発表する。予備日は、1次試験が6月21日・22日、2次試験が7月26日・27日、8月16日・17日となっている。